2005年06月25日
閉め
まぁ、ドラマは1クールが終わる時期です。
しかし、どーーーーにも、納得いきません。小奇麗に過ぎてる「タイガー&ドラゴン」
刑務所から出てきて物語を終えようというドラマの雄としては「青い鳥」が思い浮かびます。得てして、「青い鳥」ではそれ以降の3話を第2部として放送していました。1クールのドラマでです。熱意も違いましたが、物語自体も違いました。
「タイガー&ドラゴン」のメリットでもありデメリットでもあるところは、良きにつけ悪しきにつけ宮藤官九郎という傑出した脚本家がいるということです。また、それを売りにしているということです。テレビ局的には数字を取ればいいのでしょうが、「木更津キャッツアイ」の例を出すまでも無く、人気とは視聴率だけでなくビデオレンタルの回転数やその後のメディア展開までを含めなければ意味がありません。しかし直接的にはまだ視聴率がものをいう今の日本です。
とまあ、視聴率と人気という別のベクトルを並べてみましたが、産業的にはどちらが優先されるかは現在の資本主義社会では明白です。先日の?先先日のエントリで特許に関して触れましたが、これからの社会は更にのっぴきならない方向へと進むでしょう。いやはや、紀元前後の人は最近の若い者ときたら…と頭をたれていたようですが、私にとったら最近の似非エコノミストときたら…といったところです。
いつの時代でも自分の思想にあわない人は排斥しようとするものだとは思いますが。まぁ思い出すのは「悪魔のKISS」ですね。ドラマです。大鶴義丹が「お前、人をそんなに騙しておもしろいのかよ」といったセリフに対し、「うん、面白いよ」と、その上司が答える話しの回がありました。これはある種衝撃的でしたね。大人でも開き直ってんじゃんてのが露骨で。しかも田舎の話でなく東京のはなしであったところがまたシュールです。バブル肯定論として記念碑的な作品かもしれません。
あー、やっぱ酔ってますわ(笑)
投稿者 napier : 2005年06月25日 02:16
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