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2005年10月24日
The catcher
そんなときに僕は、どっからか、さっととび出して行って、その子をつかまえてやらなきゃならないんだ。一日じゅう、それだけをやればいいんだな。ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。ライ麦畑でつかまえて ISBN:4560070512 p296
ホールデンのセリフです。彼の中では子ども達は永遠に大人にならない対象なのでしょう。そして自分自身も大人にはならないでい続けるのでしょう。永遠に繰り返される「つかまえ手」としての役は、永遠に文化祭の前日を繰り返すビューティフルドリーマーを思い起こします(時系列的には逆ですけどね)。
投稿者 napier : 2005年10月24日 01:00
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