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2006年04月18日
ちびまる子ちゃん
- テレビアニメ放送 15 周年記念ドラマ
ちびまる子ちゃん
http://wwwz.fujitv.co.jp/maruchan/
これはもう手放しで楽しんでしまいました。自分的前評判としては美山加恋ちゃんと福田麻由子ちゃんの夢の共演(というにはそんなに絡みはありませんが)があったり、見ている最中にはたまちゃんのパパの八嶋智人さんや佐々木のじいさんのきたろうさんは超はまり役でしたし、丸尾スエオ役の佐藤和也くんは switch! のオール電化 CF でだいぶ顔が売れていてこれがまた学級委員としてはまり役、最後になりますが超気になったのが野口さん役の甲野優美ちゃんで、今後がとても気になります。
3 年 4 組のみなさんと配役に関してはこちらをどうぞ。
しかしこのちびまる子ちゃんの放送 15 年というコンテキストは凄いですね。時間は歴史、歴史は説得力という言葉を信じてしまいます(←今私が作りました。胃酸過多中和のため呑んでます(T_T;)。冗談はおいておくとして、やはりこれだけ時間がたつと受け手の側が「ちびまる子ちゃんというコンテキスト」に自然と自分を移してしまうものだな、と感じました。
さて、主役がまるちゃんという小学 3 年生の女の子でありマンガやアニメの延長線上であるため、ドラマとしての内容が原作と離れることはありません。ここで重要になるのが、先にあげた子役の子達の今まで演じてきた役とのあまりのギャップに関してです。特に美山加恋ちゃんと福田麻由子ちゃんに関してですが、思い出す限り幸せな役の子役をしていたことはないと思います。ドラマはやはり大人向け(?)であり「大人の中で翻弄される子ども」という視点で描かれることが大多数です。今回この二人を見て思ったことは「まだまだ小学生なんだよな」という当然な部分と「子役という妙なポジション」に関してです。
現在においてこのドラマに描かれるような小学生風景がどれだけ残っているのかはわかりませんし、それぞれ自分の小学生時代を思い出してみても、このちびまる子ちゃんというコンテキストに合うような小学生生活を送ったという人も稀でしょう。少なからずこれ以上の人間関係や派閥関係、いじめやケンカなども日常的にあったものだと思います。そういった小学生の時代を「ちびまる子ちゃん」というフィルタをとおしてかえりみると、楽しかった小学生時代として思い出すことができるのはこれは重要なことだと思います。ま、これは個人こじんで違う感想となる部分であると思いますが。
どういったドラマに出演しているときの役者さんが好きかはそれぞれの人が決めることですが、彼女達がこのドラマに出演してこのような作品となったことは、私はとてもいいことだったな、と思います。ちびまる子ちゃんという作品がなかったらきっと見ることの出来なかった映像だろうな、思いました。
投稿者 napier : 2006年04月18日 23:50
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