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2008年06月03日

粒子法セミナー

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セミナー行ってきました。初の小柴ホールです。席はリンクの写真のとおりですが、写真で感じるほどは広くなかったですね。

バッテリはばっちりもったんですが Workshop の内容自体はそれほど必要に迫られるものでも無かったです。しかも端の席にはコンセントがあったりと、実質的には必要はありませんでした。しかし新しいバッテリのもちは実感しましたね!やはり PC と同時に購入したバッテリとは全然違いましたよ。

セミナー内容自体は、一般的に「粒子法」と聞いて自分でこの言葉から受ける第一印象から誤解したまま独学してみるよりも、こういったセミナーで「粒子法とはどういったものか、どういった生い立ちがあり、どういった方向に進んでいるのか」といった基本的なところから発展方向までを聴くことができ、とても有意義なものでした。思い込みと誤解したまま覚えることほどこわいものはないですからねぇ。

で、やはり一番印象に残ったのは GPU 絡みの原田隆宏さんのセッションです。GDC2008 でデモを行った、という話だったので調べてみると、以下ですね。あと GPU Gems 3 にも寄稿されてるようです。3 月にあった「NVIDIA Japan CUDA カンファレンス 2008」でもセッションがあったようです。

懇親会で 1,000,000 パーティクルのデモが動いていたので見てみたのですが、ほぼ 60fps でレンダリングされているにもかかわらずたどたどしい動きであったので、これに関して聞いてみたところ、どうやら物理シミュレーション自体の更新が秒間数フレームでありレンダリング自体は同じ結果をレンダリングしている、とのこと。ふむ、納得。

あと、こちらのムービーなどは粒子法ベースで物理計算されたものをオフラインレンダリングしているとのこと。コースティクスなどが気になったのですがそういうことらしいです。

粒子法シミュレーションという書籍にもカラー図版があるので本屋さんに立ち寄ったときにでも眺めてみてください。セミナーでパラっと眺めてみましたが、プロメテック・ソフトウェアの方々や越塚さんが講演された内容に関しては網羅されている感じでした(著者ですからね)。


投稿者 napier : 2008年06月03日 19:59


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