« レイヤ-名等の変更 | メイン | Tutorials for Visual Effects & Motion Graphics (3) »

2009年06月15日

エクスプレッション

チュートリアルによく出てくる wiggle の構文メモ。

wiggle(freq, amp, octaves=1, amp_mult=.5, t=time)

返されるタイプ:Number または配列。

引数のタイプ:freq、amp、octaves、amp_mult、および t は Number です。

プロパティ値を不規則に変動(ウィグリング)させます。

freq 値は、1 秒あたりの変動の回数です。

amp 値は適用先のプロパティを単位とする振幅です。

octaves は加算するノイズのオクターブの数を表します。この値は、変動の細かさを制御します。この値に初期設定値の 1 より大きい値を設定すると高い周波数が含まれ、小さい値を設定すると変動に振幅ハーモニックが含まれます。

amp_mult は、各オクターブの amp の倍数です。この値は、ハーモニックのドロップオフの速度を制御します。初期設定値は 0.5 です。値を 1 に近づけるとハーモニックは基本周波数として同じ振幅で追加され、値を 0 に近づけるとディテールが荒い状態で追加されます。

t は基本となる開始時刻です。初期設定値は現在の時刻です。別の時刻にサンプリングしたプロパティ値のウィグルを出力する場合は、このパラメータを使用します。

例:position.wiggle(5, 20, 3, .5) を実行すると、平均サイズが 20 ピクセルのウィグルが 1 秒間に 5 つ作成されます。メインウィグルの他に、サイズが 10 ピクセルと 5 ピクセルの 2 つのレベルの詳細ウィグルが 1 秒間にそれぞれ 10 回と 20 回発生します。

大抵は freq と amp のみの指定で説明がされています。なるほど freq に .5 と指定している場合にはあまり振動させないオプションだったのですね。第二引数は振幅でしたか。経験的に wiggle(小さい数字、大きめの数字) だったのでなんとなく入れていましたが理解できました。


投稿者 napier : 2009年06月15日 01:19


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://will.squares.net/mt/mt-modified-tb.cgi/1008