« とりあえず mqo 表示 | メイン | 坂の上の雲(3) »

2006年03月06日

2006.03.06

ITmedia News:米Silicon Graphics、従業員250人を削減
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/04/news008.html
グラフィックスの分野の経営って難しいですねぇ。3DLabs, Silicon Graphics に続くのはどこか。NVIDIA, ATI にしても数年後にはどうなるかわかりません。

ITmedia エンタープライズ:情報流出事件多発でWinny接続数はむしろ「増加」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0603/03/news119.html
「Winnyのネットワークにつながっているノード数は平日で30万強、休日になると40~45万ノード」ということですが、意外と少ないなというのが感想です。海外の P2P ソフトも含めた P2P ノードマップのようなものの研究をすすめておけば、今後の P2P 大航海時代((c)ナデシコ)の主導権が握れそうですね。web の検索技術が現在ホットであるように、P2P の情報検索が後の時代のトレンドになっていくかもしれません。どちらも同じくフィルタリング技術といえます。そういう意味では企業の企画室や企画屋などと呼ばれる人たちは市場のニーズをフィルタリングする存在といえますね。

「2006年中のSEDテレビの発売には反対」,東芝の藤井常務 - FPD International - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060306/114132/
液晶や PDP などの画質と現在のブラウン管(SEDもこれに入るはず)の画質を議論する際に必ず思い出すことに、お菓子の話があります。厳密な名称を忘れてしまっていて出典に関していろいろ調べていたのですがなかなか見つからないので間違っていると思いますが、昭和初期(?)のお菓子の原料にはチリコ(?)だったかチコリ(?)だったかという原材料が使われていたものがあったそうです。それが使われているお菓子はとてもおいしいのですが、人体に影響があるということで規制され、ある年を境にそのお菓子が食べられなくなりました。そのお菓子の味を知っている人は「やはりチリコ(?)入りのお菓子には勝てない」とその後のお菓子を評したようです。

もちろん規制以降のお菓子しか食べたことのない人にはその味が普通であるので規制以前の味はわからないのですが、今後液晶や PDP が更に普及してブラウン管の映像を知らない人たちが現れたとき、その人たちは本当のソース映像の美しさを見ることはできないんだな、と思ってしまいます。

しかしこれにしたって相対的なもので、性能の悪いブラウン管 TV と性能のいい液晶 TV ではどちらが美しいか、といった取り留めも無い議論となってしまうことは確かです。美しさの基準は主観的なものですし。


投稿者 napier : 2006年03月06日 16:52


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://will.squares.net/mt/mt-modified-tb.cgi/311