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2007年07月23日
国立国会図書館
- 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/
土曜日に行って来ました。初なので全く勝手がわからなかったので、簡単にチュートリアルを・・・。
- 入館するには「館内利用カード」を作成する必要があります。これは図書の閲覧をオーダーするためにも必要となります。
- 持ち物をコインロッカーに預けます。必要なものは備え付けのビニール袋に入れます。
- ノートパソコンの持ち込みは可能で、電源のある机の用意もあります。
- 所蔵されている図書は「国立国会図書館 蔵書検索・申込システム」 (NDL OPAC) と呼ばれる申し込みシステムでリクエストを出します。これを使うには館内利用カードを使います(カードリーダが各端末についてます)。館内利用カードから誰のリクエストか、などの情報を読み取ってるようですね。
- これは単に IE が走っている WindowsPC で、リンクのサイトに直接繋がる仕組みになっています。この端末は 100~200 台くらいのオーダーで用意されています。結構たくさんの人が図書の検索をしていました。
- ちょっと面白かったことに、右クリックができないようにマウスの右ボタンが物理的に加工されていました。またシステムにアクセスできないように(だと思いますが)、Chift-Ctrl-ESC や Ctrl-Atl-Del などが HSP でガードされているようでした(全然詳しくないんですが、Alt-Tab で HSP を確認したので、それからの予測)。
- 申し込みが終ると 20 分以内くらいで受け取りコーナーに図書が届きます。届いたらそこまで受け取りに行きます。オーダーした図書のカテゴリ毎に受け取り場所も異なるのでちょっと注意が必要です。
- 用意ができたかどうかも NDL OPAC を使って確認することができます。つまり用意ができるまでは端末の前にいるか、どこか適当なところで待っている必要があります。
- 今回はこのシステムでオーダーを出した図書のみを閲覧しましたが、通常の図書館のように書棚に本のある場所もありました(退館時間だったので詳しく見れませんでしたが)。ので、普通の図書館のような感じでも使えると思います。
- 図書館は本館と新館とに分かれています。が、これらの館は内部で連絡しており、館内であればどこに本を持ち歩いても構いません。例えば文系の本を受け取りコーナー A で受け取り、理系の本を受け取りコーナー B で受け取り、閲覧場所は別のどこか、とかも OK です。
- 本に付属している CD-ROM や DVD-ROM は専用の PC で閲覧することになります。つまりノート PC を持ち込んでもその PC では閲覧することはできません!
「館内利用カード」を作成するには氏名や住所などを端末から入力する必要があります。「登録利用者カード」があればその入力を自動的に行えるようですが、これは入館してから作る必要があるので一度は必ず手動で「館内利用カード」を作る必要があります(「登録利用者カード」は郵便でもオーダーできるようです)。というわけで作ったものがこれです。
一番「なんだかなー」と思ったのが CD/DVD の扱いですね。内容のコピーをしたい場合には「プリントアウトして」とのことで、いわゆる複写サービスを利用するしかないようです。何というか、現実離れしすぎていてあけた口が・・・でした。受付のお姉さんも困っていたようでしたが。。
投稿者 napier : 2007年07月23日 23:18
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