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2009年10月28日
情報が多すぎて考える暇がないように思う
- 中日新聞:「日本文化、研究に役立った」 ノーベル賞の南部さんが市民向け講演:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009102702000142.html
その後の記者会見では「今の大学生は優秀だが、情報が多すぎて考える暇がないように思う。余裕を持ってものを考えることが大事」と話した。
これは正しいと思いますね。調べだせばキリがないくらい情報はあふれていますし、調べるに見合う情報かどうかはそれを知った上で判断しなければならないという因果関係もあります。そのため各々の分野でそれぞれをまとめる人たちがおり、その中から面白そうな/興味のあるものを拾って見ていく、といった形になるのが普通でしょうし(ネット界隈でのまとめサイトのような形ですね)、しかしそのまとめられたものからもまた派生する情報があります。
簡単に情報に触れられるだけに、いたずらにそれにアクセスする時間だけが増加しているという気がとてもします。なんか漠然と、運動量と位置の測定に関する不確定性を思い出しますね。
投稿者 napier : 2009年10月28日 01:01
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