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2006年04月01日
亀は意外と速く泳ぐ
サマータイムマシンブルースを観たときの流れで知った映画ですが、なかなか { 売っている | レンタルしている } 店が見つからずにそのままになっていた映画です。
舞台挨拶で監督や樹里ちゃんが言っていますが、ホントくだらない映画です。これはいい意味ではあまり使えない方の意味で、ですねぇ。舞台挨拶ではスタッフ側の内輪ネタ的に盛り上がりますが、やっぱり内輪ネタでしか楽しめないと思います。勿論一般受けする映画ではなく、私も上野樹里ちゃんや蒼井優ちゃんが出演していなければ観ることはなかった脚本です。
唯一映画的手法が使われているとしたら、それは「ふぇっふぇっふぇっふぇっふぇ~」という繰り返される笑いのシンボルくらいですね。これはサマータイムマシンブルースの「はりきりスタジアム」と同じようなものです。
例えばこの映画を本広監督が撮ったとしたら、と考えるといろいろと考える部分が出てきます。それは小ネタの数はさることながら、町内の人のスパイであることの人生に関してあと二転三転の葛藤を描いたり、まったくといっていい程いかされていない蒼井優ちゃんのキャラをもっと引き立てたり、なんの伏線にもなっていないような樹里ちゃんのダンナをいかしたりだとか。
まだ監督解説付き映像を観てないので、細かいフォローはそれを観てからしてみようと思います。
樹里ちゃん映画としては、今年夏に「笑う大天使」が控えています。舞台挨拶のときの映像やこの完成披露試写会の写真を見てもそうなんですが、樹里ちゃんはとてもワンピが似合いますね。これだけ似合う女性もなかなかいないと思います。
投稿者 napier : 2006年04月01日 17:40