2009年01月25日
自分の観る世界
イトコと数ヶ月ぶりに飲んで、改めてそのひとの観点というかパースペクティブは違うということを実感しました。逆に考えると、それだけ普段、人との接点がなかったんだな、と思わされた感じです。
仕事をしているときは昼食や夕食まで職場で済ませるのが普通で、そのときに交わされる会話は至って表層的というか、仕事に直結しているという部分である種限定的といえます。その人の人生観とかその他考えていることなどに関しては、何かの折の飲み会などで話すことはあってもそれ程深く話すことはありません(これはその職場では、という意味ではあります)。
そんな日常とちょっと決別した感じでの飲み会であったため、私にとってはかなり面白いものになりました。業界的には扱っているものは違っていてもものづくりという観点では同じはずなのに、方法論が違うというか。それはまぁ、ちょっとした差異ではあるんですが、いろんな意味で観点が違ったんですね。
簡単な例を引くと、忙しい部署とそうでない部署、できる人とできない人、全体を考える人とある範囲だけを考える人、充実感を求めることと達成感を求めること、たまたま空いている時間の活用方法、自分から積極的に動くことと受動的に構えること、等々。
2 週間休みがあったら何がしたい?なんて質問をしてそれに対して何をしたいかを考えて、じゃぁ実際それをしたいか、というとやっぱりこっちをしたい、みたいにしっかり考え直してみたり。
ちょっといま引用したいうる星やつらの中のセリフがあったんですが、探しきれなかったんでまたにします。最近で言えばキョンのセリフになると思いますね。廻り廻ってその次の世代に人たちも同じような感覚を感じるんだろうと思います。そう、ここで言った小林秀雄のような。
投稿者 napier : 2009年01月25日 01:22