2005年10月03日
強い繋がりと弱い繋がり(2)
blog のデザインを変更する際に参考にしたのは、やはり Aqua と Aero です。この辺のデザインの源流は パロアルト研究所 の Alto であることは有名です。期せずして、とは言えず Windows Vista の GUI システムが Aero と名前が付けられたのは、Aqua に対するためであるということは誰もが思うところだろうと思います。
「OS の定義とは?」と、かつて考えたことがありました。Mac の誕生当初からのそれは、UI も含めた状態で統一されたデザインであったと言うことができると思います。現在、一般的に利用されている PC、特に Windows PC をはじめて使っている方たちには信じられないことかもしれませんが、ほんの 10 数年前までは Windows の基盤は磐石ではなく、さらにその数年前までは MS-DOS という Windows 以前に普及していた Microsoft の OS に、別の会社の開発した Window システムを載せることもまだ、一般に利用される形でした。
UI 以外にも「Network is computer」をキャッチフレーズとし、注力する部分をネットワークに見ていた Sun Microsystems という会社もあります。UNIX 文化は往々にしてネットワークコンピューティングを培ってきた存在だけに、この立場も忘れることはできません。
2005年09月29日
強い繋がりと弱い繋がり
web というアーキテクチャが生まれ、Mosaic 及び Netscape に代表される web browser が出現してから既に 10 年以上の月日が経っています。最初の頃に感じたそれは内部のアーキテクチャが違いこそすれ、視聴覚印象的には最初に触れた Windows 3.1 の Help システムを彷彿とさせました。かくゆう私も最初に「パソコン」の OS に触れたのは MS-DOS が最初で、GUI という単語は X 以前に Windows を使うことで知っている程度でした。現在に至っては GUI/CUI という単語を OS に対して聴くこともなくなっていますが。
OS の系譜を紐解くと、そこには様々な闘争の歴史を見ることができます。今さらそういったかつての論争を堀り返すのはあまり意味のないことだとは思いますが、歴史学者のような視点に立って OS の歴史を振り返るのはそれ程意味のないことだとは私は思いません。現在隆盛を極める Microsoft ですが、数年前に創業した Google を今では主要なコンペティタとして無視できない存在として認識しています。
# コラム的に勝手気侭と続くと思います。。。
2005年09月23日
検索ポータルの危うさ
えー、飲んでます。久々にたまいに行ってきました。やぱたまいはいいですね。これから寒くなりますし、早くたまいの鍋を食べたいです。
さて最近思うことに、実際に自分で blog をやってみて気づいたことですが google などの検索を今まで鵜呑みにしすぎていたなと実感をしています。実際問題、google などの検索結果はある程度目的にあった回答であったために見過ごしていたのですが、実際に自分の blog が検索対象になった際、それが google によって抽出された情報だけであり、例えば個々で使用している blog ソフトウェア、例えば MovableType などではその blog 自身の検索機能を有しており、その blog の検索機能を用いることによって更に自分の知りたい情報が得られることがあるということを感じています。
今までの自分も全て google をリファレンスとしており、その先に情報がない場合には無視していたのですが、最近その危うさに気がつきました。折角情報の近くまで来ているのに、そのもうちょっと先に本当に知りたかった情報があっても google の指し示したページしか見ないということです。
この辺は共通メソッドとして、検索された先が更にリアルタイムで現在のサイト情報から検索し直すなどするなどすればさらによいのでしょうが、それはまた別のサービスの問題となりそうですね。
2005年09月07日
OpenGL on Vista
Full performance OpenGL under Windows Vista Aero - Contact your hardware and software manufacturers
http://www.opengl.org/
現在はトップにありますが、いつまであるかはわかりません。このスレッドからの提起のようです。このスレッド自体は 08-05-2005 12:28 PM のポストです。トップエントリは以下のような内容です。
Windows Vista Aera 上での OpenGL のフルパフォーマンス - ハードウェアとソフトウェアベンダにコンタクトして下さいWindows Vista に関してはほとんどスルーしていたのですが、OpenGL の事情がこんな感じになっていたんですね。。。ちょっと考えればある程度予測はできることではありますが。Windows Vista 上での OpenGL のパフォーマンスに関する Microsoft の現在の計画としては、デスクトップの合成(composited desktop)をするような Aero glass エクスペリエンス(experience : ←ほぼ日本語的には無意味、"効果" 程度の意味でいいでしょう(Windows XP の XP と同等)が、よく user experience をユーザエクスペリエンスって言っちゃいますよね、講習会なんかでは) を OpenGL で使うための手段として Direct3D の上に OpenGL レイヤをかぶせた形にします。OpenGL ICD を使ったアプリケーションが実行された場合 - デスクトップの合成はオフされ - ユーザエクスペリエンスを大きく低下させます。
これは Vista の最初のテクニカルベータに過ぎませんが、これは解決できる問題です。あなたの好きなソフトウェアデベロッパー、ハードウェアデベロッパー、そしてビデオカードベンダ(例えば 3Dlabs, ATI, Intel, Matrox, NVIDIA, SIS HP, Dell, Leenovo)に対し、この問題に関して Microsoft と解決するように(emailを)書いて下さい。ハードウェアとソフトウェアベンダはデベロッパの話を聞きます。これはあなたが実行できる最も効果的な行動です。受身ではダメです - email を書いてフォアグランドにおける話題として保ってください。
Google で検索する限り、まだ日本ではあまりこのことに関して話題にはなっていないようです(というか、まだちゃんと検索できてませんです…)。見つけられたのは Blender.jp のこのエントリ。あとは 2ch のこのスレです。
まだ詳しく調べていませんが、問題が Aero glass experience に由来するものなのか、OpenGL ICD の構造に由来するものなのか、DDI に由来するものなのか(ディスプレイドライバが OpenGL ICD の ExtEscape を受けない構造になっている == DDI の変更 == OpenGL ICD の構造はとれない)※1、と考えていくとまだまだ解決策はあるように感じます。特に、Aero glass experience と OpenGL を排他的に動作させればいいのでは?といったような「レガシー主義」を簡単には考えてしまいます。
通常、Dyna を使っている身としては Aero glass experience などにはあまり興味が湧きません…(こういった考えではいけないんでしょうけど)。多分、続きます。
(追記)
※1 いろいろ調べてみると日本でも早いところで 8/7 くらいには話題になっていました(情報に疎かったです)。またこの問題はディスプレイドライバの構造が増えたことによるようで(XP のドライバモデル(従来版)と Vista のドライバモデル)、上に書いた「レガシー主義」的な動作が XP ドライバモデルのドライバを Vista で動作させたときの動作になるようです。
2005年08月26日
上原ひろみ
上原ひろみ2005年ツアー
http://www.yamaha-mf.or.jp/art/official/hiromiuehara/2005807_message.html
うわーっうわーっうわーーっ、気になりすぎるです。3rd アルバム「スパイラル」も 2005.10.19 に発売だそうで、気になりすぎるです。情報はこちらにあります。
上原ひろみで特に好きなのは 1st アルバムの「ダンサンド・ノ・パライーゾ(Dancando No Paraiso)」ですね。アルバム情報はこちら。ライブいいな~。ん~ん~ん~。
2005年07月31日
FF12
「FF」最新作、発売は来年3月16日
http://www.asahi.com/business/update/0730/023.html
だそうで、発売時期が発表されました。いろいろ 数字調整 などと揶揄されていますが、まぁわからないでもありません。
FF X-2 があまりにも酷い内容だったんでちょっと心配ですが(FF X は最高でした)、面白いゲームが楽しめるなら文句はありません。しかし、X-2 から 3 年もたってたのかー、と最近の時間のたつ早さを実感しています。