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2006年05月08日
コメントスパム
ついにここにもコメントスパムがつくようになってしまいました。今のところは MT3.2 標準のコメントスパムプラグインでガードできているようですが、今後どうなることやら。
傾向を見てみると不思議なことにコメントスパムが付くエントリは決まっています。コメントスパムが付くエントリには 3 個くらいが平均してついています。特定のエントリにコメントスパムを付けるよりもあらゆるエントリに付けた方が効果的な気がしますが、どういったアルゴリズムでエントリを選択しているんでしょうね。やっぱりサーチエンジンの上位に来るものを適当に選んでいるのかな?
554 too many Received: headers.
Gmail を使うようになってから ML などの登録を Gmail のアドレスに変更して、そこから別のメールアドレスに転送をするようにしていました。が、どうもエラーメールが発生するようになり、postmaster に届くメールを見てみると 554 too many Received: headers. になっています。
こちらのサイトでこのエラーに関して調べてみると「Received:ヘッダ(SMTPホップ数:デフォルト20)の記録が制限値を超えている」というエラーです。
Gmail は使ってみると意外と不便な点も存在することがわかります。私が感じた一番のネックはメーリングリストへの投稿が自分に届かないことです。
その次に厄介なのがメールを表示するときの画面の再描画です。これは page の更新というイベントが発生するために仕方がないことなのかもしれませんが、たくさんのメールを読む場合には目への負担がすさまじいものになります。フリッカーをずっと見せられている感じですね。
この 554 エラーも問題ですので、やはり Gmail は ML の検索用くらいの位置付けで使おうかな、と考え直しています。
2006年05月07日
2006年05月03日
2006年05月01日
kernel debugging(2)
kernel 空間のデバッグをすることができるようになったのでその方法に関してまとめておこうと思います。デバッグの方法は kgdb を使うので PC は 2 台必要です(最近は VMware などを使って 1 台で開発をすることもあるようですが、とりあえず 2 台で)。Windows でドライバ開発に WinDbg などを使っていたくらいの知識があると読みやすいと思います(というか、Windows のドライバを作っていたが不幸(?)にして Linux のドライバの面倒もみないとならなくなった人向け、といった方がいいかもしれません)。
使用した kernel は 2.6.15.5 です。これは kgdb のパッチとして 2.6.15.5 用を使ったことによりますが、多分これ以外のバージョンでも基本は同じだと思います。
まず、対象となるカーネルソースとパッチをダウンロードします。
- The Linux Kernel Archives
http://www.kernel.org/ - KGDB: Linux Kernel Source Level Debugger
http://kgdb.linsyssoft.com/getting.htm
ここで重要なのが kgdb patch に含まれている README ファイルです。ここに patch のあて方から remote gdb による接続の方法までがひととおり書かれています。日本語のサイトでこれに関して説明しているところは皆無だと思いますが(探した限りみつかりませんでした)、kernel debugging を行うような人は日本語資料などいらないし英語のドキュメント/コミュニティで十分なのかな、と思ってしまいました。