2009年06月14日
梅田望夫さんと「残念」の周辺
- 日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html - Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) (1/3) - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news062.html
元記事と、その反応の一部です。一応、時系列的に。
- 梅田望夫氏が何か言っていて面白い件: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/06/post-cf5a.html - 梅田氏と「アテネの学堂」 - Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090603/1244052161 - 日本のWebは残念? - スラッシュドット・ジャパン
http://slashdot.jp/it/09/06/08/0459249.shtml - 梅田望夫の戦いはこれからだ: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/06/post-5d3c.html - [N] 梅田望夫「ウェブ上での人体実験を、今日にて終了する」
http://netafull.net/neta2009/030877.html
さて、「残念」に関してはいろんな解釈が行われているのでもういいでしょう。なんというか国語の問題のような気分すらします。現在、ここまで梅田さんが取り上げられているのは勿論「Web進化論」があったからでしょうが、あの本によって勝手にぼくらの中に彼の望まない「梅田望夫像(もしくは彼の中の一部を模した虚像)」ができてしまい、その虚像と実際の本人との齟齬の末が、件の発言に起因する現状の Web 界隈の反応、ということになったような気がします。
ちょっとした総括的に自分の認識にあった梅田望夫/Web進化論に関してログをあさってみると、
- 2005.11.17 喧伝と喧騒のはざま
- 2006.03.12 ウェブ進化論
- 2006.06.12 情報という価値
- 2007.09.05 「言及しない」という言及
「Web進化論」はネーミングと本にした時期が秀逸、ただしそれは狙ったというよりタイミングがよかった、というところですね。やはり cnet 時代とはてなの初期は面白かった記憶があります。
あと「人体実験」[1][2]の解釈、これは自分をネタに使った実験なんでしょう。自分くらいのステータスの人がこういった話をすれば何が起きるのか、を身をもって実験したという。しかも自分が残念と思う日本で。反応した人たちに向けた意味での人体実験ではないと思います。
投稿者 napier : 2009年06月14日 02:48
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