2006年05月20日

ブスの瞳に恋してる(2)

溜めていた 2 話から 6 話までざっくり観ました。消化しようかな~と思って「早見早聞」機能を使おうかとも思ったのですが、これが面白くほぼ等倍で観てしまっていました。

中でもやはり最初のエントリで書いたように井川遥さんは秀逸ですね。彼女の喋り方や言葉のクセは、本当に自分の好きなテンポや音程にはまります。これはヤヴァイくらい。

あとは美幸ちゃんの同居人である滝沢沙織さんと MEGUMI さん。滝沢さんはアットホームダッドで多分はじめて見ました。彼女は大抵 3 人で部屋のシーンが多いのですが、ちょっと足癖が悪い感じの座り方をよくしています。しかしこれがとてもよく似合う。彼女のように肢体の長い人がああいった座り方をしているのは結構好きなんですが、それでもいつもあれだときっと小言を言っちゃうだろうな、と思います。人のクセって見ちゃうんですよね、そして気になって。それでも好きなんですが。

まだこのクールのドラマはこれしか観れていませんが、トップキャスターはリタイアしてしまったので、次はギャルサーです。


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2006年05月18日

青い鳥

ちょっとしたきっかけが発生して、今「青い鳥」を観ています。これは一度観だすとなかなか止められないドラマで、そして安心して観ていられるドラマでもあります。

歴代観たドラマの中で、これは未だに抜群の位置にいますね。


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2006年04月24日

踊る大捜査線

テレビ版を未見だったことを友達に話したら驚かれてしまい(まぁそれはそうかもしれません…)、ついにビデオを借りてきて観てしまいました。1997 年の Q1 ですので、実質 9 年前のドラマになります。そんなに昔だったのかと思います。

これは効果的には「エヴァ以降」の作品ですね(いわゆる「エヴァ以降」とは異なります)。監督がこういった手法が好きなのかな、と思います。BGM でもテロップでも、それを思わせる手法が多々観られます。また随分以前に読んだ何かの雑誌にパトレイバーとの対比がのっていました。写真が劇場版パトレイバー2の会議室の場面だったと思います。内容的には劇場版だけでなくもっと踏み込んだものになっていたと思います。実質、湾岸署はパトレイバーの特車二課の建物があった 13 号埋立地ですし、サラリーマン的警察というコンテキストはそのままです。

全話とおしてみてみたのですが、部分的には知っている映像もありました。多分再放送の録画をたまたましていたときのものだと思います。話は現在でも続編的な映画が作られており、これだけ人気の出る理由のわかる面白い作品だと思いました。リアルタイムで観てみたかったですね。

驚いたのは中学生役で水川あさみちゃんが出演していたことです。公式で観てみるとドラマの初出演がこの踊る大捜査線のようです。これが一番の発見だった気がします(笑)


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2006年04月21日

ブスの瞳に恋してる

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第 2 話をリアルタイムでちょっと見て、オープニングが村上隆さんであることに驚きました。ブスの瞳に恋してると村上隆さん情報はこちらです。本放送を見るまで、しかも第 2 話を見るまで知らなかったのがかなりくやしいです。

私は意外と村上さん作品が好きで、ケータイのメニューも自作の Flash です。これはリソースだけの差し替えですが。

さて、村上隆さんネタだけで終るわけにはいかないのでドラマの話になりますが、意外と面白かったですね。今日はたまたま第 1 話だけ観て、第 2 話も録画してあるので週末に観ようと思っています。キャスト的には好きな女優さんが多いのがやはり強いと思います。しかしエビちゃんはいつになったらああいった役以外をもらえるんでしょうね。本人は結構うんざりなんじゃないかな…。それとは対極に井川遥さんは地味ですがいい演技をしています。ここ 1,2 年の彼女は本当にいいですね。


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2006年04月18日

ちびまる子ちゃん

これはもう手放しで楽しんでしまいました。自分的前評判としては美山加恋ちゃんと福田麻由子ちゃんの夢の共演(というにはそんなに絡みはありませんが)があったり、見ている最中にはたまちゃんのパパの八嶋智人さんや佐々木のじいさんのきたろうさんは超はまり役でしたし、丸尾スエオ役の佐藤和也くんは switch! のオール電化 CF でだいぶ顔が売れていてこれがまた学級委員としてはまり役、最後になりますが超気になったのが野口さん役の甲野優美ちゃんで、今後がとても気になります。

3 年 4 組のみなさんと配役に関してはこちらをどうぞ。

しかしこのちびまる子ちゃんの放送 15 年というコンテキストは凄いですね。時間は歴史、歴史は説得力という言葉を信じてしまいます(←今私が作りました。胃酸過多中和のため呑んでます(T_T;)。冗談はおいておくとして、やはりこれだけ時間がたつと受け手の側が「ちびまる子ちゃんというコンテキスト」に自然と自分を移してしまうものだな、と感じました。

さて、主役がまるちゃんという小学 3 年生の女の子でありマンガやアニメの延長線上であるため、ドラマとしての内容が原作と離れることはありません。ここで重要になるのが、先にあげた子役の子達の今まで演じてきた役とのあまりのギャップに関してです。特に美山加恋ちゃんと福田麻由子ちゃんに関してですが、思い出す限り幸せな役の子役をしていたことはないと思います。ドラマはやはり大人向け(?)であり「大人の中で翻弄される子ども」という視点で描かれることが大多数です。今回この二人を見て思ったことは「まだまだ小学生なんだよな」という当然な部分と「子役という妙なポジション」に関してです。

現在においてこのドラマに描かれるような小学生風景がどれだけ残っているのかはわかりませんし、それぞれ自分の小学生時代を思い出してみても、このちびまる子ちゃんというコンテキストに合うような小学生生活を送ったという人も稀でしょう。少なからずこれ以上の人間関係や派閥関係、いじめやケンカなども日常的にあったものだと思います。そういった小学生の時代を「ちびまる子ちゃん」というフィルタをとおしてかえりみると、楽しかった小学生時代として思い出すことができるのはこれは重要なことだと思います。ま、これは個人こじんで違う感想となる部分であると思いますが。

どういったドラマに出演しているときの役者さんが好きかはそれぞれの人が決めることですが、彼女達がこのドラマに出演してこのような作品となったことは、私はとてもいいことだったな、と思います。ちびまる子ちゃんという作品がなかったらきっと見ることの出来なかった映像だろうな、思いました。


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2006年04月17日

トップキャスター

3 点…何を書いてよいやら…何から書いてよいやら…。

まず、セットアップの終っていない段階でいろいろとロジックをこねられてもついていけませんorz 私の場合、ニュースキャスター物として思い出すドラマは「ニュースの女 (1998Q1フジ)」や「ストレートニュース (2000Q4日テレ)」になるのですが(最近のがないですね)、こういったニュースキャスター物でこう軽いノリをされるとかなりひいてしまいます。

脚本家チェックをしてみると、坂元裕二さんです。「あなたの隣に誰かいる」や「愛し君へ」など、意外と好きなドラマの脚本も担当されています。「ラストクリスマス」もこの方のようで、今回のキャストを見ると意外とかぶっているのが伺えます。

矢田ちゃんも助演として輝いていたドラマとしては「やまとなでしこ (2000Q4フジ)」や「恋ノチカラ (2002Q1フジ)」などを思い出しますが、今回のこのトップキャスターを見ると、もうちょっと厳しいかなぁと思います。いろいろと主演女優になっていますし、オトボケキャラ成長系ならもう少し誰か若い女優さんにチャンスがあってもいいのでは…と思ってしまいました。

…ドラマの視聴も体調に左右されるのか、今体調が最悪なのもいけないのかな、と思っています。うぅ、多分胃酸過多(涙)イタスギ…


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2006年04月15日

ギャルサー

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始まりました、ギャルサー。このクールは意外といいと思うドラマが多いのですが、その中でもかなりの期待ドラマです。

今日第 1 話が放送されました。話はかーなりライト系です。おとぼけの中に部分的に真剣な要素を入れる、緩急をつけるタイプのドラマですね。今回は初回ということもありセットアップの意味合いが強いと感じました。

藤木直人さん演じる進之助は、、、かなり微妙。彼は真剣に演じてナンボな男優さんだと思うので、ここを乗り越えられればまた新しい役者の色がつくと思います。脇を固めるのが古田新太さん、生瀬勝久さん、高田順二さんという陣容なので、頼っちゃう部分が多分にあると思いますが。役者の幅を広げられるといいですね。

そして女優さんたち。ぞっこんな鈴木えみさんや戸田恵梨香ちゃん(ん?笑)、そして岩佐真悠子ちゃんなど、under 20 な女優さんがたくさん出演しています。第 1 話では鈴木えみさんはあまり活躍されていませんでしたが、今後どういった活躍があるかは、ちょっと疑問な感じです。女優としてはあまり思い出す映像がない分(ヒロイン的なドラマがないという意味で)、戸田恵梨香ちゃんの方が露出は多いだろうな、とは思います。あとは子役の山内奈々ちゃん。声がとおっており、その点で非常に期待させられ安心して観られそうです。

話の展開がどうなるかは微妙な感じですが、ライトに楽しめる軽快なドラマになるだろうな、という感じですね。初回評価は 7 点くらいかな、と思います。


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2006年03月27日

神はサイコロを振らない(2)

やっと観終りました。FFXII に随分いろいろと止められていたなぁと思います。

このドラマでは成海璃子ちゃんへの期待が大なりだったのですが、あまり活躍する場面もなく慎ましやかに最終話も終わってしまいました。東洋航空 402 便の乗客の全てが主人公であるため、その中の一人という扱いにならざるを得ません。これは仕方がないですね。

以下、ネタバレです。

最終話では結局、402 便の乗員乗客は全て消えてしまいました。そこで感じたのは、「ヒカルの碁」で佐為が消えてしまったときの感情そのものでした。突然、空間にぽっかりと穴があいてしまったような感覚です。このドラマではその時間が厳密に既定されていたため、それに関係する人たちには心の準備をするだけの十分な時間が与えられていましたが、「ヒカルの碁」ではその時間は突然やってきます(若干のフリはありますが)。この部分だけをみると、「ヒカルの碁」の方が衝撃度は強かったと思います。

しかしこのドラマは最初のエントリでも書いたような「時間の流れ」のドラマになっており、その瞬間は予定されて訪れています。「ヒカルの碁」の方は、消えてからが心の整理の時間になっている分、物語としてはそれはある意味で始まりになっています。意外とここには、共通しているテーマが存在しているんだろうな、と感じました。あと、エピローグ的な部分は完全に「スペーストラベラーズ」と一緒ですね。

さて、このドラマで一番興味深かったのは以下のセリフです。

黛:約束って何ですか?
加藤教授:402 便に関する資料を見せてもらう代わりに、乗員乗客は再び消えるという説を、撤回する記事を出すように言われたんだよ。
黛:は?
加藤教授:どいつもこいつも交換条件を出すのが好きだねぇ。
黛:ちょっと待ってください??撤回する記事を出すってことは「乗員乗客は再び消えるってのは、嘘だよ~」と・・・
加藤教授:流石にバカオンナ、文才がないねぇ。
黛:でもそうゆうことでしょ?
甲斐:捏造するんですよね。
加藤教授:おいおい、捏造って言うなよ。
甲斐:ご自分の理論を捻じ曲げて、世間に発表するんでしょ。
黛:みなさんあの記事見てるんですよ。それをいまさら・・・。
加藤教授:また各自勝手に受け止めればいいさ。10 年前、自説を発表した際、とんでもない説だと言われ、私は誰にも相手にされなかったんだよ。今さら世間に何をどう発表しどう思われようが、私には関係ない。どうでもいいことだ。
黛:・・・ 402 便に関する資料をみてどうなさるおつもりですか。
加藤教授:私の理論をより詳細な論文に仕上げるんだよ。
黛:仕上がった論文どうするんですか?
加藤教授:大事にとっとく。誰にも見せない。
黛:あなたは・・・。10 年前、あなたの説を誰も相手にしなかったのは、あなたの説がとんでもなかったんじゃなくて、あなた自身がとんでもなかったんじゃないんですか。
加藤教授:は?
黛:あなたがとんでもなかったから誰も相手にしなかったのよ。
加藤教授:・・・・・・そうなの?
甲斐:・・・いや、それは・・・、
黛:私も反対です。この記事でどれだけの人が傷ついたと思ってるんですか。それを今さら「嘘ですよ」ってなんですかそれ。何様のつもり?もうこれ以上人の人生を弄ぶような行為はしないで下さい!
加藤教授:私はただ交換条件を!
黛:そんなくだらない交換条件を受けている暇があったらどうやったら消えないか研究しろ!
加藤教授:それは理論上ではぜっ%&R&T(’()=
黛:理論はもういいーーー!私は!・・・私は、今後一切、あなたとは感情論でしか話しません。・・・もうあなたなんか嫌いっ。
加藤教授:っえ?
黛:大っ嫌いっ。

ベクトルが違うだけで同じなんですよね、、、この二人。

と、それはおいておいて、残念ながら期待したほど面白いドラマではありませんでした。やっぱりドラマでは理論系で面白いものはなかなかできませんね。結局は感情です。この加藤教授も人当たりが「ロング・ラブレター ~漂流教室~」の我猛翠ちゃんと同じならまた違ったのでしょうが(ちなみに我猛役は鈴木えみさんです)。


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