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ファン換装

どうしようか迷っていましたが、ビデオカードのファンを新しいものに換装しました。選択したのは AINEX 社の CB-7611BL です(2006.10.07 リンク先が変わりました。こちらです)。とりあえず RADEON は発熱がすごいだろうなと思っていたので、同じくらいのヒートシンクを備えており、ファンの回転数はなるべく大きいもの、というのを基準にして選択をしました。

ファンの換装をしたのは初めてであり、冷却用の単位ってあるのかな?とも思ったのですがよくわかりませんでした。製品のスペックとして見ることができる数値は

  • 回転数 : 5000 rpm
  • 最大風力 : 4.2 CFM
といったところです。CFM という単位は初めて見たのですが、検索をかけてもいいのがヒットしませんね(もう大分眠いからかもしれない)。。

今日はこのまま何かベンチを走らせて、明日起きたときに正常動作しているかどうかで安定度を見ようと思います。
051013_0023~001.jpg051016_0411~001.jpg

写真を見ると判りますがギリギリでケミコンをかわしています。オシレータはうまく下に潜る形でした。ヒートシンク選びは結構難しいですね。見切りで買ったんですが装着できてよかったです。

(6時間後)正常動作してました。2500円で Shader2.0 環境が戻ってきたことになります。よかったよかった:-)


投稿者 napier : 04:23 | トラックバック


change

流川といい
桜木といい
こいつら・・・
どんどん変わっていきやがる・・・!!
SLAM DANK 完全版 #23 ISBN:4088592123 p149

湘北 vs 山王の試合中に清田信長が発したセリフです。このエントリこのエントリ で「変化」について意識して書いてきましたが、「変わること」についてはじめて意識したのは SLAM DUNK の中でのこの清田のセリフがキッカケでした。

ある程度型が決まってきたりそれが定石といわれるようになると、その型をなるべく守ろうとするのが心情だとは思いますが、それでもあえて変化すること、変化し続けること、それこそが重要な何かだと思わせられた瞬間でした。この「変化」は他の作品、他の人の作品においても様々な場面であらわれてきます。私が触れたかぎりの場面をここで紹介していこうとは思っています。

さて井上雄彦さんのマンガはいろいろと考えさせられるセリフや人物が多くあらわれます。多分今後、バガボンドに関しても引用することがあるとは思いますが、現時点までで一番多く読んだのは小次郎のエピソードにおける鐘巻自斎その人についてです。これに関してはまたの機会に。


投稿者 napier : 03:17 | トラックバック


2005年10月15日

Radeon SDK October 2005

ATI から Radeon SDK October 2005 がリリースされました。
http://ati.com/developer/radeonSDK.html
主な内容は以下のようです。

Documentation
  • The Radeon® X1x00 Programming Guide
  • HDR Texturing
  • Framebuffer Objects
  • Order Matters in Resource Creation
  • Programming for CrossFire™
DirectX 9.0 Samples
  • Alpha-to-Mask Coverage
  • Alternate Frame Rendering
  • ATI1N
  • HDR
  • Mandelbrot
  • RayTracing
  • ShadowMapDST
  • ShadowMapFetch4
OpenGL Samples
  • Alpha-to-Mask Coverage
  • Mandelbrot
  • Framebuffer_object
  • HDR


投稿者 napier : 13:38 | トラックバック


Movable Type 3.2 日本語版 Release-2

Movable Type 3.2 日本語版 Release-2 の提供が開始されました。
http://www.sixapart.jp/movabletype/news/2005/10/12-1850.html

  • Berkeley DB環境にて、エントリーの投稿を行うと MTEntryNextなどのナビゲートリンクが消える不具合を修正しました。(ooba, ogawa)
  • Berkeley DB環境にて、再構築時におけるメモリー使用量の増加により、再構築できない現象が発生する不具合を修正しました。(ogawa)
  • recently_commented_onの処理により、パフォーマンスが低下する現象を修正しました。
とのことですが、最後のカッコの中は修正担当者?これってここに書く必要があるんでしょうかね。これが Google だったら「何かの隠語?」とかってうがってしまうところです:-)

さて動作に関してなのですが、ここでは 3.2 においてもあまり問題はなかったんで 3.2 Release-2 でも問題はないと思います。アップグレードの仕方は相変わらずの 手動 ですが。。


投稿者 napier : 12:58 | トラックバック


2005年10月14日

standard

トグサ:少佐、前から訊いてみたかったんだけど、何で俺みたいな男を本庁から引き抜いたんです?
草薙素子:お前がそうゆう男だからさ。
トグサ:
草薙素子:不正規活動の経験の無いデカ上がりで、おまけに所帯持ち。電脳化はしてても脳みそはたっぷり残ってるし、ほとんど生身。戦闘単位としてどんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も、特殊化の果てにあるのは緩やかな死…それだけよ。

岩田さんの基調講演 に関して書いていたときに、ふと思い出したセリフです。最初は「マンガにもあったよな…」と思って探したのですがどうやら映画だけのようですね。マンガの方では巻末の方の、人形使いとのチャネリングで同じような会話がなされています。映画版ではここの会話が端折られてしまっていたり視覚的に面白く無かったりで、私はマンガの方が好きです。

ゲーム産業の硬直化、言い換えれば結晶化 (c)tomoya.com を防ぐために任天堂は現在、映像の進化ではなくインターフェイスの進化に力を注いでいます。こういった姿勢は、ゲーム分野は自分とは関係ないから…といって放っておくのではなく、姿勢として見習うべきものがあると思います。といっても、左に十字キー・右に A B ボタン(ファミコン)や、L R ボタン(スーパーファミコン)というイノベーションをもたらしたのは任天堂ですし、DS のタッチパネルや 2 画面表示など、任天堂は常にゲームに斬新さを与えてきました。見習うべきは留まらないこと、変化し続けることのように思います。


投稿者 napier : 01:29 | トラックバック


TGSフォーラム 基調講演

ずっと見ようと思っていて放置していた、東京ゲームショウでの任天堂社長 岩田 聡さんの基調講演をやっと見る時間ができました。

任天堂株式会社 東京ゲームショウ2005 TGSフォーラム 基調講演 ゲーム人口の拡大に向けて ~ゲーム産業に今、何が必要か~
http://www.irwebcasting.com/050916/02/eec05e89e7/main/index_hi.htm

約 48 分という長丁場ですがまだ見ていない方には是非オススメします。世間で「ゲーム離れ」という現象が言われるようになって久しいのですが、任天堂がこの 2 年間どのように取り組んできたか、これからのどのように取り組んでいくかに関して言及されています。

特に注目した点は、講演の中盤・約 26:30 くらいの時間ですが

いかにゲーム人口を拡大し、
市場を発展させていくか、
ということを最も重視している
といった内容のアタリですね。Revolution (据え置きゲーム機)での取り組みに関して
誰もが同じスタートラインで新鮮に楽しめることが何より重要
ということを挙げていますが、これは現在のように高度に複雑化したゲーム環境の中では最も重要なことの 1 つだと思います。

言うなれば、現在のゲーム環境は行き着くところまでいってしまった MMORPG のようなもので「新規参加者には敷居が高すぎる」と換言できると思います。「せ~のっ」ではじめていた頃は楽しいのですが、時間が経過し、レベル差が付き、経済格差があまりにもついてしまった MMORPG ほど新規参加したくないゲームはありません。熟練者は既得権益が崩されることは好まないでしょうし、初心者はあまりの差に愕然として楽しむどころではなくなってしまうからです。私はオンラインゲームは好きですが時間が経過した MMORPG は絶対にやりたくはないですね。

さて内容についてはこれくらいにして岩田さんの講演の手法に関してですが、話すスピードや声のトーンがとても素晴らしいですね。話に聞き入ってしまいました。プレゼンテーション技術の勉強に非常によい参考になると思います。


投稿者 napier : 00:39 | トラックバック


2005年10月13日

2005.10.13

Apple
The new iPod
http://www.apple.com/ipod/ipod.html
Apple、QVGA液晶搭載MPEG-4/H.264対応の新「iPod」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051013/apple1.htm
アップル、ビデオiPodと新型iMacを発表--動画配信に進出
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20088770,00.htm
iPod nano に続き新製品の発表です。Jobs はポータブルプレイヤーでの動画再生には懐疑的な立場をとってきましたが

「iPodは大ヒット商品だったが、そろそろ新しいものに置き換える潮時だ」
と語ったと cnet の記事では伝えられています。Jobs もしっかりと変化をしています。
また iTunes のアップデートも行われ、ビデオの販売も始まったとのこと。音楽ビデオ $1.99/本 です。

MS、「Winny」悪用ウイルス退治に本腰
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20051012/K2005101203730.html
OS レベルでのウィルス対策になったようです。これって結構、日本のローカル P2P ネットワークを実験対象にしたなんらかの試行としてとらえることができるかもしれません。どういった駆除方法をとるか興味が沸きます。


投稿者 napier : 13:12 | トラックバック


ビデオカード不調

ここ数日、ビデオカードの不調に悩まされていましたがその原因がわかりました。

発生していた現象は、OS を起動して数分たつと 64pixel くらいを単位として縦に縞模様がはしるというものです。ウィンドウを動かすと縞模様が引きずられて blt されるため表示モジュールの問題ではなく、実際のフレームバッファにノイズがはしっていることは判っていました。試してみた対策としては、ドライバを入れ替える、最新のバージョンにしてみる、アクセラレーションの設定を変更してみる、等のソフト的な試行のみでした。

こういった現象が数日続き、今日に至っては OS の起動直後にフリーズ→再起動という現象だったので「もしかしてウィルス?」とも思ったのですが、ハードウェアを疑ってみました。

このビデオカードは 2003/Q1 に買ったと思うので、実働 2 年 9 ヶ月程たっています。買った当初のことはすっかり忘れており、冷却機構がヒートシンクのみだったかファンもあったかも忘れていました。が、確認してみようと筐体を開け、ヒートシンクに触ってみるとヒドイ熱さ。マザーボードから外して確認してみるとファンがありました。「発売当初に買った RADEON9500 だからファンが付いてて当然か…」と思い直し、POST 画面まで表示させてみたところファンがまわっていません。そんなわけでファンを取り外してみたのですが、手で回してみても重い抵抗感が伝わってきました。

長年 PC を使ってきましたが、こういったファンのトラブルは初めてです。フレームバッファにノイズがのった場合の対処法に関してはまずファンを疑え、ですね。明日は代えのファンを買ってこなければ。

051013_0023~001.jpg

しかし最近、PC 関連機器の故障が多発しています。。。なんか悪いことしたかなぁ。。多分、運気は今どん底付近な気がします。。ちょっと行動を慎もう。


投稿者 napier : 00:30 | トラックバック


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