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2006年12月29日
軍艦島
ふと適当にブログを読んだりトラックバックを彷徨ったりしていたときに軍艦島に行き当たりました。
- 軍艦島オデッセイ - O project presents | Gunkanjima Odyssey -
http://www.gunkanjima-odyssey.com/ - 軍艦島 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%B3%B6_(%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C)
簡単な歴史としては、明治初期に石炭が採掘可能なことが分かり、炭鉱の島として昭和中期まで賑わった島とのことです。エネルギー革命以降は石油におされ 1974 年に閉山。軍艦島(ぐんかんじま)という呼び名は、その島のシルエットが戦艦に似ていたことに由来するようです。
軍艦島オデッセイでギャラリーを見たときに率直な感想は「このマップで SOCOM ができたら面白いだろうなぁ・・・」でした(^^; また、その次は「Avalon のセットみたい」。石炭産業をリアルタイムで知っている世代の人たちにとっての感想はきっと違うものでしょうし、SOCOM や FPS などをしない人たちにとってもそうでしょうね。
こういった「突然その必要性がなくなり、当時の面影をそのまま残している空間」というのは珍しく、軍艦島を世界遺産にする会という NPO 団体もあるようです。東京など「場所としての必要性が変わらない土地」とは異なり「石炭の必要性によって存在していた土地」は、その必要性がなくなった瞬間に土地としての必要性もなくなります。再開発の必要性もないため、過去がそのままの形で保存されている、という状態です。
「花形産業とその変遷」という考え方で捉えるとき、話は飛びますが、新春ドラマの「マグロ」が楽しみです。
- テレビ朝日|スペシャルドラマ「マグロ」
http://www.tv-asahi.co.jp/maguro/index_top.html
いわゆる「マグロの一本釣り」をする漁師を中心にしたドラマです。現在はマグロ漁というと漁船を使ったはえなわ漁が一般的ですが、昨今の原油高をうけて日本のマグロ漁船・産業は非常に厳しい状況になっているようです。代わりに台頭してきているのは台湾や中国など、東、東南アジアなど人件費を安く抑えられる国の人を使った漁船です。これには日本食ブームによって、世界中で消費されるようになったマグロ量の増加が原因の一つとなっています。
さて、WikiMapia の設定の仕方などはこちらが参考になります。
- [N] 30秒でブログにGoogle Mapsを貼り付けられる「WikiMapia」
http://netafull.net/lifehack/015105.html
2006年12月28日
ホワイトカラー・エグゼンプション
- asahi.com:残業代ゼロ「導入適当」 労政審 - 暮らし
http://www.asahi.com/life/update/1227/015.html - NIKKEI NET:労働時間規制の一部除外、労政審が最終報告に明記
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061227AT1C2700X27122006.html
まずは各省庁外郭団体職員に適用してみて、その結果を踏まえて民間に導入とかしてみて欲しいですね:-) 丸投げ・スタンプマシーンにはあまり意味が無いのでしょうけれども。
- asahi.com:派遣労働者、6年で2倍 過去最多255万人 05年度 - 暮らし
http://www.asahi.com/life/update/1227/001.html
派遣労働の比率はまだまだ高くなっていきそうです。この辺の労働環境の変化自体が、役人が国民にそれとはわからないように考え出した赤字国債返還の施策の一環であるのかもしれませんね。
2006年12月24日
ドミノ倒しの先端
我々は消滅する媒介者となって、次の society に介入していこう。
随分懐かしくなる(?) Solid State Society のセリフです。このセリフを初めて聴いたときにも感じたことでしたが
この考え方は以前に思ったことがあるドミノ倒しの先端を思い起こさせます。このドミノ倒しの先端という考え方も、多分 NHK スペシャルの何かの番組だったと思います。遺伝子を残すということの比喩で「ドミノが媒介者」「倒されている先端が遺伝情報」だったと記憶しています。細かく見ていけば突然変異などをどのように説明するかなど難しいのですが、継続される流れという側面に関しては分かりやすい例えであると思いました。
勿論この「ドミノ倒しの先端」が遺伝情報であると仮定した場合、媒介者である「倒れるもの」はドミノで無くてもよく、それが将棋の駒であっても、本であっても構いません。これはこのエントリで示した「出生率の低下」と関連しているのでは無いかとも漠然と考えて書いてはいました。媒介者が人間でなくてもよいという「ドミノ倒しの先端」としての遺伝情報です。
まぁただこの辺は行き過ぎれば淘汰の対象ともなるもので、行き過ぎた環境適応はその環境の変化に対してとても脆くなるという側面も持ち合わせています。現在の常識で説明されるそれは、恐竜の絶滅が端的でしょう。
2006年12月23日
2006.12.23
邦画興行1000億円超も、21年ぶり洋画抜く : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061223it01.htm
邦画の人気が高い理由には、原作ものの隆盛や役者・製作者依存の体質もあると思います。安心感ですね。記事をみて驚いた部分は、邦画洋画全体に占める邦画の比率が 2002 年には 27.1% に落ちたこと、2003 年に上昇に転じたこと、という部分です。2002,3 年と読むとつい最近の出来事のような気がしますが、ほんの数年でこんなにも変わるものなんですね。
松下、ビクターを売却へ デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D220DC%2022122006
VHS の代名詞であるビクターの売却だそうで、時代の流れを感じさせます。ソニーのウォークマンや MD と iPod の関係を思い出します。
ソニーはどこへ向かうのか PS3の可能性と不透明な未来 - ビジネススタイル - nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/061221_ps3/
現在までに言われ尽くされていることとあまり変わらない内容ではありますが、ここでふと重なるのが安部内閣とストリンガー・中鉢体制です。どちらも "これ" というものが見えない気がするんですよね。教育基本法にこだわっていることと Cell にこだわざるを得ない状況は、どちらも主眼とするところでは無いにもかかわらず・・・、と見えなくも無くて。
試練続くSED陣営--東芝、CES展示会に次世代ディスプレイ「SED」を出展せず - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20339745,00.htm
なんかもう「眠れる獅子」状態の SED です。このままでは眠ったままになりそう。。。
2006年12月22日
出生率
- asahi.com:将来の出生率1.26に低下、人口の4割が高齢者に - 暮らし
http://www.asahi.com/life/update/1220/008.html
国立社会保障・人口問題研究所の試算では 2055 年には 8993 万人に減る、とのことです。30 年後に 6900 万人と技術で生きる!で松浦さんが言っていた数字とはだいぶ異なりますが、そのときの計算の方法でいろいろと異なるのでしょう。
人口の減少に応じて社会の仕組みや組織のあり方も変わってくると思います。最近では夕張市の財政難の問題や、特に公務員問題はずっと言われています。仕事がら、学生時代の友人にはソフト屋が多いのですが、ある会社の給与システムを作るときにデータを入力していて気づいたことに、半数以上が管理職である会社があったそうです。意外と地方に行けば数割の人が公務員、およびそれに準ずる職、なんてとこともあるんでしょうかね。というか、現在の労働人口における公務員の割合ってどうなんでしょう。
さて、出生率の低下の問題と利己的な遺伝子の相関関係に関して意外と誰か考えているかと思ったんですが軽く検索した限りではありませんでした。先進国において出生率は下がる傾向にあることと、技術レベルの関係、また、生活と育児におけるゲーム理論的展開など、うまく出生率に結びつきそうだと思ったんですが。
2006年12月19日
僕の歩く道
- 僕の歩く道
http://www.ktv.co.jp/bokumichi/
火曜 22:00 フジ
最終話を前にしてやっと今までの分の全てを見終りました。僕道で言葉遣いが丁寧な女性の設定があると「僕と彼女と彼女の生きる道」の由良先生を思い出してしまいますが、このドラマで香里奈さん演じる都古ちゃんもそんなタイプです。
最初の数話を見た感じでは、いわゆる不倫設定で進んでいくのかと思いブルーな気分にもなりましたが、そんなに深く掘り下げた設定でもないように見え、意外と普通に結婚する設定にしても問題がなかったんじゃないかな、と思います。MEGIMI さんも「ブス恋」以来久々に見ましたが、ブス恋の役の方が引き立っていましたね。今回はアテのような感じです。
その他出演している女優さんには本仮屋ユイカさんがいます。スウィングガールズ以降、久しぶりに見た気がします。ちょっと大人っぽくなったようです。
なんというか、このドラマを見ていたときにふと「明暗」のような設定かな、と思いました。明暗自体、どんな小説だったかもすっかり忘れてしまってはいるのですが(笑)、「文豪ナビ 夏目漱石」というのを最近読み、ふとそんなことを考えてしまいました。
さあ、明日最終話です。10 分ほど時間拡大ですので予約はお間違えなく!
2006年12月16日
バーガーキング復活!?
- Yahoo!ニュース - シブヤ経済新聞 - 米「バーガーキング」が日本再進出-来年夏に出店へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061215-00000002-hsk_sb-l13
バーガーキングが復活するみたいです!
2007年夏をめどに首都圏に国内1号を出店する。
ということだそうで、あと半年くらいで日本でもまたバーガーキングの味を味わえることになりそうです。
前回の撤退理由はマック系などとの安売り競争の結果だったと記憶していますが、現在はモスの高級路線もありますし、バーガーキングも日本でうまく根付いてもらいたいと思います。ファーストフードでうけるための条件として日本では意外とオシャレ感が重要ですのでその辺をうまく持っていけたらな、と思います。スタバやタリーズの路線が規定路線だと思いますが、ハンバーガーでそれをどううまく持っていけるか、ですかね。