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2007年09月11日
R35
- 幸子から蔵之介へ…業界注目「アンサーCM」:芸能:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070910-OHT1T00075.htm
こんな CM してるなんて知りませんでした(というか、最近 TV 見てないなぁ・・・)。このフィルムの桜井幸子さんは何だか永作博美さんに似てますね。笑ったときの目はそっくりです。
で、このニュースはアンサー CM として佐々木蔵之介さんバージョンが放送されるとのこと。いや~、このプランナーよくわかってるな、と思います。いい人選ですね。あ、しかし自分で桜井幸子さんから永作博美さんにリレーションが張られていて、それで佐々木蔵之介さんなので微妙なんですが。これは永作博美さんと佐々木蔵之介さんが共演したドラマ「ラストプレゼント~娘と生きる最後の夏~」を思い出してしまったからでしょうね、きっと。
しかし桜井幸子さんだからといって、真田広之さんを起用したら「わかってない」になっていたかもしれません。微妙に暗くなってしまいますし。やっぱり佐々木蔵之介さんの人選は抜群だと思います。On Air が楽しみです。
2007年09月09日
2007年09月05日
「言及しない」という言及
最近、あまりにも説明しすぎるのは返って逆効果だな、ということを思っています。プログラミングなんかを生業にしていると、あらゆる状況に対応するために事前に準備する、ことが基本的な考え方となり、いわゆるてげてげな感じの対応はできないのですが、往々にして現実社会とはこういった処理系とは別の体系で成り立っています。
こういったエントリ自体が「説明しすぎ」な例で、この辺を直接的には説明せず、間接的に読者自身がこういった感想を持つように書くことができればそれが理想な気がします。読んだ瞬間に結論の共有をすることはできませんが、読者自身の処理系(思考)によって導き出された答えが、筆者の云わんとするところに違わず持っていけることができる文章であれば、それが可能なのでしょうね。
今までにそれが現れて成功した例としては「Web2.0」や「ウェブ進化論」、「DS」「Wii」のヒットなんかが話題的にはわかりやすいでしょうか。それから遡ると「imode」がうけたり「Apple」の製品がヒットしたり、宇多田ヒカルが日本でアルバムを 700 万枚以上売り上げたりなんかは、結構この部類に近い話な気がしています。
それぞれに共通しているのは、何となくみんなが興味を持っているようなものだ、という雰囲気があるものの、自分はそれをあまり知らず、そのアイテムを手に入れることがその話題に対しての一番の近道になっていること、そしてそのアイテム自身に多数の人をひきつける魅力があること、が基本です。そのアイテム自身は言及をせず、それらを共有した人たちが何となく同じ結論を共有している感覚を得ることができる、、、とここまで書いて自分の考えが発散している気がするので、またあとで考えます。Memorandum 属性も付けとこっと:-)
2007年09月04日
白洲次郎と Old Man Per
- 幻冬舎 | Goethe
http://www.gentosha.co.jp/goethe/
何となく特集が組まれていたので買ってみました。最近の流行語である「品格」という鼻につく言葉が満載です:D
白洲次郎に関してはあまり新しく知る逸話はありませんでしたが、ちょっとしたダイジェストとしてその人生の軌跡を読み返すことができます。そこで思ったことに「白洲次郎と Old Man Per」という対比があります。
Old Man Per とは、あまりゴルフは詳しくないのですが、「勝負する相手は対戦相手ではなく、そのコースのパーである」といった意味の言葉であったと思います。もう十数年単位(?)前に「あした天気になあれ」(だったと思います)で読んだものだと記憶しています。自分が迷ったときの規範として「白洲次郎だったらどう考えるか」というのが、自分の中での「Old Man Per」になるかな、という気分になりました。
「品格」という言葉を読んだり聴いたりすると「セレブ」や「リスペクト」以上に鼻にかかってイヤなんですが、「プリンシプル」に関しては全くそれを思わないのが不思議です。岡野雅行さんを思い出すと、彼は「プリンシプルのある技術者だな」ということを何気なしに思うことができます。言葉や単語って難しいものです。