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2006年01月16日

ドラマと成長

というわけで録画しておいた「川、いつか海へ」を引っ張り出してみました。本放送は 2003.12.23 だったので、もうまる 2 年前の作品です。成海璃子ちゃんは 1992 年生まれですので 11 歳のときの出演になります。そして、やはりこの映像を見て思い出すのは「青い鳥」です。「青い鳥」は 1997 年の作品です。当然思い出すのは鈴木杏ちゃんで、彼女は 1987 年生まれですのでこのドラマのときはちょうど 10 歳ということになります。

この 2 つの作品で共通になるのは、転校における子ども社会の部分の描写になるでしょうか。ちょっとキャプチャ画像を載せておきます。それ以外ではあまり共通点はありません(笑)

最近の注目の子役としてはあと福田麻由子ちゃんや、ちょっと前では「僕と彼女と彼女の生きる道」に出演した美山加恋ちゃんでしょうね。このくらいの年齢はほんの少ししか時間がたってないと思っていても、すぐに大人になっていきますね。

以前、広告批評で中学生を題材にした日本映画の特集があったと思いました(最近の元気な日本映画の監督の特集だったかもしれません)。そのときに紹介されていた映画では「害虫」や「リリィ・シュシュのすべて」を記憶しています。これくらいの年齢を撮る映画はむずかしいですね。これらの映画を観返そうとは思いませんが、新しい映画が発表された場合には観るだろうな、と思ってはしまいます。今、年齢的には成海璃子ちゃんがそこに差し掛かっています。「神はサイコロを振らない」では新しい方向性を期待してしまいます。

さて、ここでも書いたことですが、やはり子役のうちからドラマに出演するのはいいですね。こうやって昔の作品をライブラリから取り出して観るのは、子どもの昔のビデオを見る親の心情に近いのかな、とふと思います。
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投稿者 napier : 01:12 | トラックバック


2006年01月15日

2006Q1

前クールは完全に出遅れてしまいましたが、今回は第一話がほぼ全てを観れています。このクールのチェックはこんな感じです。

西遊記
フジテレビ 月曜 21:00~
2 クールぶりの深津絵里さんです。第 1 話はここに書いたとおりです。深津さんは別格ですが、沙悟浄のうっちゃんもいい動きをします。昔、コントなどでチャッキーチェン(?)などのモノマネをしていたのが生きていそうです。

Ns'あおい
フジテレビ 火曜 21:00~
ギバちゃんが「きらきらひかる」のまんまでした。今にも「あ~まの~」ってセリフが発せられそうな感じで。意外に期待をもてる感じです。

アンフェア
フジテレビ 火曜 22:00~
これは観ようかどうしようか迷っていたのですが、第 1 話を観た感じではなかなかです。篠原涼子さん演じる雪平夏見の現場検証の仕方がやや「ケイゾク」を彷彿とさせますが、これは愛嬌ですね。まじめな阿部サダヲさんもちょっと見どころです。また、次回からは木村多江さんも登場で、とても期待できます。

神はサイコロを振らない
日テレ 水曜 22:00~
これのみまだ第 1 話が放送されていませんが、一番の期待です。小林聡美さんを観るのは「光とともに」以来ですかね。このドラマはちゃんと観れてはいませんが彼女の演技にはとても興味を惹かれました。そういえば篠原涼子さんや井川遥さんも出演されていました。と、福田麻由子ちゃんも出演してたよな…と思ってドラマの公式サイトを見てみましたが何故かありません。福田麻由子ちゃんの公式サイトでは紹介されています。
そしてなにより成海璃子ちゃんです。「1リットルの涙」から連続でドラマ出演です。…今、公式サイトを見て気が付いたのですが、彼女「川、いつか海へ」の第 3 話に出てるんですね!ダム建設の話なのであの子どもかな…という程度の記憶ですが、早速観返してみようと思います。

小早川信木の恋
フジテレビ 木曜 22:00~
唐沢寿明さんと片瀬那奈さんが夫婦役です。藤木直人さんや大泉洋さんなど好きな役者さんが多いので観ていこうと思いますが、第 1 話を観た感じではこの先どうなるかちょっと微妙です。

白夜行
TBS 木曜 21:00~
綾瀬はるかさんと山田孝之さんのイメージ一新のドラマですね。福田麻由子ちゃんが綾瀬はるかさんの子供時代の役ですが、今後どれだけ出演するかでこのドラマの観方が変わりそうです。しかし!八千草薫さんが綾瀬はるかさんの母役で出演しているため、こちらも見どころです。八千草薫さんを観るのは「愛し君へ」以来ですので、約 2 年ぶりでしょうか。八千草さん程安心して観ることのできる女優さんは今のところ思いつきません。

輪舞曲
TBS 日曜 21:00~
これはちょうど今日から開始するドラマです。初回放送が 2 時間らしく、ここでどれだけ惹きこめるかが重要です。私はあまり韓流ブームには興味がないため、チェ・ジウさんが出演するから観る~とかはありませんね。物語的にはアジアン・マフィアに潜入している捜査官と行方不明の義父を探しに来た韓国人女性~、という設定のようで、どのような物語になっているか興味が湧きます。

(追記)
輪舞曲を観終わりましたが、日曜枠のドラマとしては「逃亡者」的な演出のされ方だな、と思いました。これは観続けると思います。あと、演出で思い出しましたが「白夜行」は「氷の世界」的だなぁ、と感じました。「氷の世界」は第 1 話だけ観てギブアップでしたが…。


投稿者 napier : 19:51 | トラックバック


2006年01月14日

3 社連合

「Cell」の3社連合、32nm以降のプロセス技術を共同研究
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/01/13/002.html

このニュースを読んだときに思い出したのは、IBM, Apple, Motorola での PowePC 開発とその後の顛末です。当時は Wintel 連合に勝つための施策として PRePCHRP といった規格が生まれては来えていく時代でした。結局残ったのは Apple の Mac のみです。WindowsNT はマルチプラットフォームを標榜してはいましたが、結局は x86 環境のみが生き残りました。そして 2005 年まで生き残った Mac は x86 へと環境をシフトしていっています。

ゲーム離れという 2005 年までに言い尽くされてきた単語が覆せていない 2006 年初頭、この 3 社が Cell の次世代版という不確定な領域の開発を進めるとはなかなか思えません。ありえる可能性は特許関連分野での先行でしょうか。Rambus 社が目の前に浮かびます。


投稿者 napier : 23:20 | トラックバック


秋葉

060114_2013~001.jpg久しぶりで秋葉原に行ってきました。年末に行って以来なので 1 ヶ月ぶりくらいです。

今日は今年初めての雨でもあり、どこへも寄らずにプラザビルオンリーですませました。ちょっと残念ですが、雨だとどこに行ってもあまり歩きたくなくなります。

これはその中のお店でのペペロンチーノですが、それに付属してきたスプーン?というかスプーンフォークトング?のようなものが気になったので撮ってみました。使いやすいといえば使いやすいですが、自宅で使うために買おうかというとそれは無いよな、という感じです。

その後はマジカルナイトに行こうという話もあったのですが、体調が悪い人もありで来月にお流れ。私も帰りの電車ではぐっすりで、寝過ごさずに帰れたのはやや稀有な感じです。渋谷で飲んだときなどは何度シーソーを繰り返したことかという感じですので:-)

約 1 年ぶりにあった友人達との新年会だったのですが、「1 リットルの涙」を見た後では仕事でいろいろあったりしても、健康であることはありがたいことなのだな、と感じています。


投稿者 napier : 22:48 | トラックバック


2006年01月12日

MacOS on EFI

Intel 版 Mac に関して、Windows XP は起動しないということが Engadget (本家と Japanese) で紹介されています。

No XP on Intel Macs, but Vista is good to go
http://engadget.com/2006/01/11/no-xp-on-intel-macs-but-vista-is-good-to-go/

インテルMacでXPは動かず・Vistaなら可
http://japanese.engadget.com/2006/01/11/no-xp-on-intel-mac/

これは OS の起動に従来の BIOS ではなく新規格の EFI を使用しているからだそうです。ただし Windows Vista の 32bit 版が EFI をサポートして出荷されれば起動するかも、ということです。

もともと EFI は Intel の Itanium プラットフォームのためのファームウェア、ハードウェア、OS 間のインターフェイスとして開発されました。これが拡張されて x86/x64 環境でも使われるようになっていく、といった認識でいたのですが、もう一般消費者が使えるところまで来ていたとは意外でした。

確かに Intel Mac になったこの瞬間に EFI を採用することは正しい選択だと思います。x64 版 MacOS への移行も視野に入れた選択なのでしょうね。あとは iMac ではない、デスクトップの Intel Mac 64bit 版の発表が待たれます。


投稿者 napier : 21:53 | トラックバック


2006年01月11日

2006.01.11

「西遊記」視聴率:フジ史上4位発進
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/tv/news/20060111spn00m200008000c.html
29.2% だったそうで流石といった感がありますが 2 回目の視聴率の動きが気になります。私の感想としては、深津絵里さんの演技だけが飛びぬけており、あまり安心して観ていられなかったといった感じです。

Google Video Store、始動
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/10/news083.html

購入するには Gmail アカウントと米国の住所のクレジットカードが必要
とのことなので日本人にはまだ敷居が高いですね。
プレーヤーの再生をスタートすると、インターネットに接続し、認証が確認される仕組み
とのことなので、個々のファイルに ID があったりしてもおかしくありませんね。

Macworld Expo 2006開催--Intel Mac時代が幕開け
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094269,00.htm
今日の話題はこれです。
こちらではキーノートスピーチが見れます(Macworld San Francisco 2006 Keynote Address)。


投稿者 napier : 12:55 | トラックバック


2006年01月10日

Microsoft recommends ATI hardware for Vista

the INQUIRER のエントリで Windows Vista における Microsoft ドキュメントに関するものがあり、興味深い内容であるとして取り上げられています。

Microsoft recommends ATI hardware for Vista
http://www.theinquirer.net/?article=28825
そのドキュメントによると Nvidia より ATI を奨めるものになっており、現在のところはドライバのサポートにおいては ATI の方が Nvidia よりも好まれている、ともあるようです。

同じドキュメントにはお奨めノート PC に関しても触れられており、

  • Acer Ferrari 3400 (Mobility Radeon 9700)
  • Acer Ferrari 4000 (Mobility Radeon X700)
  • HP Pavilion zd8230 (Mobility Radeon X600 with 128MB of dedicated DDR)
  • IBM Thinkpad T43 (Mobility Radeon X300 64MB)
  • Toshiba Tecra M4 (Geforce 6 GO 6600/6200TC)
のように、GeForce は 1 機種だけのようです。

Microsoft はまた、NVidia のチップを積んだ東芝のノートでは (Aero) Glass のインターフェイスは動作しない、といってるようですが、このエントリ(の著者)は NVidia がそれに対して取り組んでいることを認識している、また ATI の X1000 Radeon もそのリストにはまだ含まれていない、ということに関して触れています。

このドキュメントへのリンクや原文がないこともあり、情報の真偽を含めてもこれはちょっと気にとめておこうという程度のものかな、と思います。現時点でのドライバサポートに関して言われても、実際に Vista の登場するであろう 1 年後はどうなっているかはわかりませんし。といっても今後、ノート PC の購入や Vista 用アプリケーションの開発をする上では気になる情報ではあると思います。

また、CES2006 の Microsoft のブースでは Radeon9600/9700 が使われていたようです。それに関するエントリとしては以下があります。

Microsoft shows off Vista Beta 2
http://www.theinquirer.net/?article=28808
どうやら Windows Vista の Beta 2 のお披露目もしていたようですが、もうほんとに Mac OS のようだ(It looks very much like the Mac OS) と書かれちゃうあたり、Aqua のデザインは超えられないんだなぁ、と思わされます。


投稿者 napier : 22:27 | トラックバック


2006年01月09日

サトラレ

サトラレ
http://www.tv-asahi.co.jp/satorare/

2002Q3 のドラマです。劇場版は大好きだったのですがドラマ版は未見でした。理由はオンラインゲームですね…。このクールのドラマは全く観ていなかった気がします。
このドラマ版「サトラレ」が年末の 12/25~28 にかけて深夜枠で再放送されていました。

ドラマ版のキャストには鶴田真由さんや、今は芸能活動を引退した(と思ってたのですが、Wikiによると復帰してたみたいですね、知らなかった・・・)畑野浩子さんなど、好きな女優さんが出演しています。主役の里見健一役はオダギリジョーさんです。現在放送中のライフカードの CF 「カードの切り方が人生だシリーズ」で心の葛藤の声が聞こえますが、この CF を見てしまった後にドラマ版サトラレを観てしまったため何か妙な気分になりました。意外と里見健一役をやっていた縁でこの CF の役に採用されたのかもしれないな、と思いました(笑)

鶴田真由さんは「久しぶりに見たな」と思っていたのですが、牛丼屋で夕食を食べるシーンでその前に観たドラマを思い出しました。前のドラマにも牛丼屋のシーンがあったからです。そのときはそのドラマの名前は忘れていたのですが、調べてみると「チープラブ」ですね。丁度リンク先の画像がそれです。これは鶴田真由さんが「いつもと違うことをしてみれば人生が変わるかな、と思って」といった気分で牛丼屋に入ったシーンだと思いました。チープラブは 1999Q4 ですので、サトラレの 9 ヶ月前のドラマになります。

以下、ネタバレがあります。

ドラマ版のサトラレは劇場版よりもラブコメっぽい内容になっています。大まかには劇場版をなぞる部分もありますが、結末に向かっては方向性を変えます。最終的には里見健一はサトラレであることを周囲に知られ、しかし病院で医師を続けていくことになります。その 1 シーンとして、健一が思ったことをまわりの医師や看護士たちがサトってしまうのですが、その人達は健一に対して一々リアクションをします。健一は(わかっちゃいますよねぇ…)といった感じで相手の言葉を聞くことになるのですが、これは逆に考えると喋る能力の退化に繋がるんだろうな、とふと思いました。思っただけで意思が伝わるようになると言葉の役割が相対的に薄くなると思います。周囲がああいった対応をするようになってしまうと、サトラレ本人は「自分の意志は伝わっている」→「話さなくてもいい(意思を伝えるにはサトラレる方が早い)」と考えるようになってしまうのではないか、と思えました。

といっても現実にはあのような生活はきっと不可能で、白木重文のように孤島で暮らさざるを得なくなるのが普通なのかな、と思います。原作のマンガには更にサトラレは多数存在し、彼ら彼女らもサトラレと会ってしまうこともあります。また、サトレズというサトラレの思念波が届かない人もあらわれます。興味のある方は原作のマンガも読んでみてください。


投稿者 napier : 16:33 | トラックバック


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