2006年01月04日
1リットルの涙
1リットルの涙
http://wwwz.fujitv.co.jp/tears/index2.html
本放送では第5話「障害者手帳」での 1 シーンを見ただけでしたが、年始の休みを利用して全話を観ることができました。実話をベースにしているという話は知り合いやメディア CM などをとおして知ってはいましたが、見ている間は空気の中で溺れそうになるくらい胸がつまる思いでした。明日も目がはれていそうです。映像作品を観てこういう感覚になったのは、ちょっと毛色は変わりますがパッと思い浮かぶのは劇場版の「サトラレ」です。
このドラマのキャストは自分が見たドラマの中では、沢尻エリカさんは「あいくるしい」以来、藤木直人さんは「スローダンス」以来、薬師丸ひろ子さんは「木更津キャッツアイ」以来、陣内孝則さんは「みんな昔は子どもだった」以来、錦戸亮さんは「がんばっていきまっしょい」以来、成海璃子さんは「瑠璃の島」以来と、自分にとって久しぶりに見る人達や最近見た人達がたくさん出演しており、これもまた不思議な感覚でした。みんな好きな俳優さんだったり女優さんだったりで、特に池内亜湖さん役の成海璃子さんは従姉妹と喋り方や家族内での居場所も同じような感じで、また好きになりましたね。
ドラマ内容に関しては、昨日のエントリに買いた「真剣になる」ということについて改めて考えさせられました。病気に立ち向かって前向きに生きていく勇気や、彼女を助けようとする家族、まわりの人びと、自分も生きていくことに対して真剣に立ち向かっていかないとダメだと思います。この辺は生活する上で自分の意志を示していかないとダメだと思うので、そちらで示していこうと思います。
さて、このドラマはほぼ地デジ品質の画像で観ることができたのですが、これに慣れると現行のアナログ画質にはなかなか戻ろうとは思えませんね。通常、ドラマを観るときにはハードディスクレコーダの LP 画質で観ていたのですが、これは考え直そうと思っています。
ここではたと思ったことに、現行のテレビドラマは HD 品質で撮られていますが DVD で出たときには NTSC になってしまいます。実際の HD 品質の画像で観ようとした思ったときには、現在の地デジ放送を録画しておくか次世代記録メディアで発売されるまで待たなければなりません。先月、RD を買いそびれましたが、地デジ放送に関してちょっと考え直そうかと思いました。ただ、テレビや録画機まで買い換えようとすると本当に出費がすごいんですよね。これに関してはもっと真剣に HD というものを考えてみようと思いました。
やはり、私はこういったドラマが大好きです。このドラマにかかわった全ての方へありがとうございました。
(追記)
このドラマで池内亜也さんのかかった病気は小脳脊髄変性症ですが、症状をみているうちにスティーヴン・ホーキングを思い出しました。wiki で調べてみると彼の病気は筋萎縮性側索硬化症でした。これらは 2 つとも神経学に分類されるようです。また、wiki での「1リットルの涙」に関してはこちらです。
2005年12月24日
あいのうた
あいのうた
http://www.ntv.co.jp/ai/
個人的にはこのクール一番の期待でした。しかし第 1 話を撮りのがしてしまったことが原因で、これも全話完結してからの観賞です。
友達は「野ブタ。をプロデュース」の話ばかりしていたのでそんなに面白くないのかな、とも思っていたのですが、見てみるといやいや、名作じゃないですか。第 1 話を撮りのがしたのが痛すぎました。
この作品では光がとても効果的に使われています。特に診察室のシーンなどは秀逸です。海辺でのロケも多く、その水面や、逆光をうまく使ったシーンなど、とても映像に魅せられます。そしてやはりこの季節の特徴は綺麗な空ですね。青くとても高い空が。また音楽も印象的です。ドラマのサウンドがこんなに気になったのは久しぶりだと思います。
菅野美穂さんは「愛し君へ」から久しぶりの連続ドラマ出演ですが、こういった役は適役ですね。しゃべり方が独特で少し早口、そしてそこに対を成すように和久井映見さんがいい感じのトーンでセリフをはさみます。和久井映見さんは「恋に落ちたら」から 1 クールぶりの連続ドラマです。こっちの役の方が全然いいです。彼女はなんかだんだんとオードリー・ヘプバーンのような感じで役が変わっていっている気がします。
維新。をプロデュース
なんかちょっと書いてみたかっただけです:-)
田原坂でもそうなのですが、幕末~明治維新を描いたドラマものでは坂本竜馬がさけては通れない人物らしく、ほんのちょっとだけでも登場します。この田原坂では、西郷家に一時期居候していた志士の一人として登場しました。ほんの 2,3 分の映像です。ナレーションも「維新回転の立役者」といった内容で語られていました。
坂本竜馬と書いて思い出すのは勝海舟です。田原坂では萬屋錦之介さんが演じていました。映像を見た瞬間は「似合わないかな?」とも思ったのですが、彼の真価は江戸弁にありました。これがまたうまい台詞回しをします。今まで見てきた勝海舟役の中で、セリフに関しては抜群だと思います。
勝海舟は西南戦争で西郷が倒れたことを知ると、その死を悼んで西郷隆盛留魂碑をたてます。残念ながら田原坂ではこのエピソードは語られませんでした。この作品に勝海舟は要所要所であらわれていただけに、このエピソードが抜けていることが実に残念です。
「野ブタ。をプロデュース」と強引に合わせて考えてみようかと思ったのですが、明治維新のプロデューサは非常に多いですね。プロデューサ自身も役者になっていますし。「維新。をプロデュース」は「田原坂」に坂本竜馬があらわれたときにふと思ったことです。時間的に「野ブタ。をプロデュース」を見ていなかったら出てこなかった言葉だと思い、書きとめています。そして自分でも、坂本竜馬があらわれたからこの言葉を思ったんだな、と再認識させられています。
田原坂
時代劇スペシャル 田原坂 を見ました。1987 年の作品なので、もう 18 年前のものです。1987 年が 18 年前ということに気づいて、ちょっと愕然とします。
この「田原坂」は「翔ぶが如く」が明治維新後の政府を描いている視点とはちょっと異なり、西郷隆盛自身が主人公の作品となっています(西郷さんは西郷吉之助と書かないと雰囲気がでませんね)。ですので時間的には幕末~西南戦争終結・大久保の暗殺までとなります。前半は西郷が島流しにあった部分が描かれており、これはとても新鮮でした。奄美大島で妻をめとったことやそこでの暮らしなど、今までに私が知らなかった西郷像が生き生きと描かれており、この映像作品では前半が非常に印象に残ります。
奄美大島での妻の名は愛加那です。この役は多岐川裕美さんが演じられていますが、とても美しく描かれています。今ちょっと調べてみましたが昭和 26 年生まれだそうで、また衝撃的でした。当時は 36 才です。愛加那について調べてみるとこのページを見つけました(奄美大島の歴史 ~西郷隆盛と奄美)。奄美大島に行きたくなりますねー。「青い鳥」のときもそうでしたが、こういった映像作品を見ると非常にその土地に行ってみたくなります。とくに南は好きです。
中盤は、いわゆる征韓論(遣韓大使派遣)に敗れてから下野、西南戦争にいたる部分が描かれます。廟堂の映像で印象的なのは三条実美です。役者さんの名前は・・・ググってもちょっと出てきませんが、これがはまりすぎです。きっとこんな感じだったんだろうな、と「翔ぶが如く」を読んでいたときに想像していたそのままを映像化された気分でした。
後半の西南戦争に関しては、桐野利秋はあまり前面にはあらわれず、淡々と時間だけがたっていった印象を受けます。ここにはあまり力が入れられてはいないようです。武器弾薬の差や輜重に関してもほとんど描かれていなかったと思います。最後にこの戦役での死者は~、と簡単にまとめられてしまっていました。これにつられて山形有朋や川路利良もあまり表立ってはあらわれません。
「翔ぶが如く」と決定的に違っていたのは大山綱良の描かれ方です。丹波哲郎がその役を演じていたためかとも思いますが、完全に西郷党の番頭的な描かれ方となっています。また、ちょっと違和感があったのが大久保利通です。「その案件は御廟議にはかけられますまい」といった、明治政権初期の舵取りを表に裏に執行していった裏の部分が全く映像にはあらわれてはいませんでした。岩倉具視との関係に関しても言及する部分は無かったと思います。
小説とは異なり、こういった映像作品では美しい映像が見どころになると思います。やはり奄美大島ですね。海と空の青や砂浜とのコントラスト。南国の花々の鮮やかな赤や対比としての森の緑などは非常に印象に残ります。さて、大河ドラマ版も見たいのですが近所のレンタルショップでは発見できませんでした。こんなときは本当にオンデマンドサービスがあればいいなと思いますね。最近では「ニュースサイト+この記事でブログを書く」的なものがありますが、映像のオンデマンドでも同様なサービスって出てこないかな。
2005年12月23日
空の美しさ
ずっとサボっていたドラマ鑑賞ですが、やっと今クールのドラマの中で「野ブタ。をプロデュース」を見終わりました。HDDレコーダーの毎週録画で撮っていたので最終話がいつか気にしていなかったのですが、12/17 でクリスマスイベントをやってしまうあたり、見た瞬間に最終話とわかりますね。
話自体は前クールの「女王の教室」を思い出す部分もありましたが、日テレの土曜21時枠は学園ドラマが基本になりつつあるんでしょうか。「ごくせん」も土曜21時ですね。
このドラマで一番印象に残った映像は、空の青さです。秋~冬にかけての空の美しさは、本当にここが日本かと見間違える印象すら覚えます。ここでは何回もあらわれるこの写真と比べると、日本の空のいやらしさが微塵も感じられません。私は寒さは大嫌いなのですが、こんな空が見れるならちょっとは冬を我慢してもいいかな、と思ってしまいます(残念ながらキャプチャ画像はありませんw)。
このクールのドラマでの話題は、伊東美咲さんが前クールの「電車男」~「危険なアネキ」でマスコミ的には話題になっていますが、こっちローカルでは堀北真希ちゃんの方が注目度は高いです。彼女は友達の知り合いに似ていたのでかなり初期から注目していたのですが(最初は同一人物かと思いましたが、ありえないですね)、今、非常に気になる女優さんのひとりです。
2005年11月08日
2005Q4
全く出遅れてしまったドラマに関してです。まだ全く見ていないのですが。。
危険なアネキ
フジテレビ 月曜 21:00~
フジで 2 クール続けて伊東美咲さんが登場。
1リットルの涙
フジテレビ 火曜 21:00~
実話がベースらしいです。
鬼嫁日記
フジテレビ 火曜 22:00~
永井大と滝沢沙織がまた(じゃないですけど)夫婦設定です。アットホームダッド では結婚までいったんでしたっけ。主題歌は 中ノ森BAND で、みんな昔は子どもだった を思い出します。印象に強いですね。
あいのうた
日本テレビ 水曜 22:00~
キャストがお気に入りなだけに期待しています。
大奥~華の乱~
フジテレビ 木曜 22:00~
前シリーズ のキャストが引き継がれるかと思っていたのですが、主だった人達は変わってしまったんですね…。
花より男子
TBS 金曜 22:00~
懐古的ですが面白いことでしょう。
野ブタ。をプロデュース
日本テレビ 土曜 21:00~
友達情報などを聴くと一押しらしいです。これから消化していく予定。
2005年10月04日
DTIの新CM
10月からのDTIのイメージキャラクタに小西真奈美さんが起用されています。
http://www.himekuri.dti.ne.jp/index_f.html
DTIのサイトには「今日の大丈夫。」というコーナーができており、ここでは小西真奈美さんのショートムービー(というかショートショートムービーですね)を見ることができます。
http://www.himekuri.dti.ne.jp/about.html
小西真奈美さんがお贈りする日めくりムービー「今日の大丈夫。」。今日までに4作品が公開されていますが、、、小西真奈美さんフリークにはたまらないですね。
様々なシチュエーションでの「大丈夫。」に励まされたり、癒されたり。
そんな、あたたかい気持ちになるショートムービーをぜひお楽しみください。
ムービーのオープニングの歌は、なんと小西さんご自身が歌っています。
2005年10月1日より2006年1月1日まで毎日更新、
合計100ムービーお届けしています。
小西真奈美さんの出演しているドラマは「瑠璃の島」以降見てないのですが、秋クールにも出演はないのかな。次のドラマが待ち遠しいです。
2005年09月20日
ドラマ 2005Q3
「女王の教室」が最終回の視聴率で 25.3% だったそうです。
日テレ「女王の教室」最終回視聴率25.3%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000012-ykf-ent
ハードディスクレコーダーのおかげでドラマは大抵全部録画しておいて、最初の好みでリアルタイムに「見る/見ない」を決めているのですが、これは最初「見ない」の方でした。実際に見出したのは盆明けですね。「ドラゴン桜」もまとめ見をしたタイプでしたが、このクールはこれらが双璧だった気がします。
まだ見終わってないものに「スローダンス」「電車男」「いま、会いにゆきます」がありますが逆転はないかなぁ…。このクールは自分の中であまりドラマ熱が沸かなかった気がしました。