29 歳の恋愛と 38 歳の恋愛のカタチ
というわけで、最終話まで見終わりました。
タイトルの年齢はそれ程深い意味はありませんが、「青い鳥」と「結婚できない男」からの引用です。時代設定なども違いますし、 9 年と言うスパンをひとくくりには出来ませんが、同じ役者さんと言う意味では一義的に語れる可能性があると思います。
このドラマは、ドラマという性格上 1 クールにまとめる必要がありますが、原作マンガではきっと続かない(続けられない)物語でしょうね。単行本の小説ならありかな・・・という感じで、1 クールという時間をうまく使ったドラマだったと思いました。久しぶりに観ていて、テレビに対して突っ込みを入れられるドラマでした。これ、超誉めてます(笑)
ドラマ自体は非常に面白いと感じましたし、視聴層がどういった層だったのかということにも興味がわきます。建築家というある種理想と出来る職業を主人公の職業に選択していることもあり、ああいった性格の桑野に対してもそれなりの共感や応援者、ファンが発生したのかな?とも思います、、、が、はたしてどうだったんでしょうね。身近にいたら絶対に飲み仲間にしたい(一度は飲みたい?)面白い人物だと思います(笑)
しかし最後はああいった展開で安心しました。あのまま適当に終らせられていたりしたら、不完全燃焼できっとくすぶっていたと思います。このクールのドラマはちゃんと観ていなかったりしますが、これは一押しです!
意志
現代思想の中で重要な位置を占めるのは「人の意志」というものだと思います。
しかしこれには私は非常に違和感を覚えており、いわゆる「戦争モノ」の映画やドラマなどで全体主義に対する最大の脅威として個人の意志や思想が言われます。アンチテーゼとしての「御国はこういうけど、私は・・・」的な、今となっては何も考えなくても出てくるフレーズです。
こういった極端な例を出すとそれはそれで正しいもののように感じられます。例えば、恋愛ドラマなどでは「あなたの気持はどうなの?」的なフレーズにも集約されます。しかし結局、意志とは好き嫌いの結晶でしかありません。そしてこの好き嫌いとは感情から発するものであり、良い/悪いや正しい/誤りといった価値基準とは直交する概念だと思っています。即ち異なった次元に分類されます。
例えば人間の限界は何かというと、この意志や感情に集約されると思います。「間違った」ことであっても、それが「好き」なら、その人にとってそれは「正しい」ことになりえるからです。ここで難しいのが、この「間違った」という定義と、「正しい」という定義を誰が、どのように行えるか、と言うことだと思います。
最近のドラマではこの辺が曖昧で、「感情 == 正しい」という暗黙の了解が横たわっているように感じます。戦後の脅威とは、この辺の真綿の空気感が一番端的ではないかと最近では考えています。
結婚式
今日(もう昨日)は後輩の結婚式でした。挙式~披露宴と出席して、いわゆる 13 時から呑んでいるので、もう 14 時間目の呑みです。久々にきつい(笑)
それにしても、嫁さんにヲタを隠してると言っていたわりには司会者にいろんなカミングアウトを言わせていたりと、面白い披露宴でした。
しかし一番感心したのは新郎の母親の気遣いです。友人一人ひとりに、今まで会ったことが無いのに顔と名前をしっかり覚えていて話し掛けてきてくれるという気配りには、本当に感心させられました。自分がその立場になったときに同じことが出来るかと考えたら、、、本当に大変な気配りをするお母さんだな、と思います。久しぶりに粋なお母さんを見た想いがします。
そんなわけですが、ご結婚、おめでとうございましたー!
2006年09月17日
2006年09月16日
2006年09月10日
LOVE&PEACH
更新が非常に気になる、あかぎあいちゃんのブログ LOVE&PEACH です。今は子育て真っ最中という感じで、初めての子育てに苦労したり楽しんだり、子どもに癒されたりといった雰囲気がひしひしと伝わってきます。私はこういった文章を書ける友達(同級生)と一時期ずっとメールをしていたことがありますが(当時は一児の母)、あいちゃんの書く文章は本当にその友達の書く文章と同じですね。子どもを育てる幸せ(というか、子どもと一緒にいることができる幸せかな?)を味わっている人が書ける文章だと思います。
私も結構子どもは好きな方なんで(子どもと老人にはウケがいいんですよねぇ)、こういったブログを読んでると本当に親近感が沸きます。できるなら遊びに行きたいくらい(笑) この辺のエントリを読むと微妙に近くに住んでいるかも?、とも思えるんですが、まぁ気のせいでしょう。街で偶然すれ違ったらそれはそれで衝撃的ですが:-)
更新はいつも気にしているので、気負わずに続けてくださいね~。絶対にっ。
2006年09月09日
集団的深層無意識という自我
特定できていない集団的現象の一つを、それ自体を個として捉えて扱うことが有効である現象があります。しかしその後に訪れるのは、その集団にカテゴライズされた一つひとつの個がそのカテゴライズを受け入れないという俗に言う反動という現象です。
- 無意識 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%84%8F%E8%AD%98 - リゾーム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%A0
さて、今日は「攻殻機動隊 Solid State Society」のオールナイト上映日です。
- 攻殻機動隊S.A.C.
http://www.kokaku-s.com/ - 「攻殻機動隊 SSS」がHDマスター/5.1chで劇場上映
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060825/sss.htm - CINEMA BOX | SHOW SCHEDULE
http://www.cinemabox.com/schedule/event.cgi?0004&4
今から行けば整理券は取れるんだろうな~、とは思うんですが、、、予定が立てこんでいて難しいんですよね。。どうしようかな。。本屋に行って、不動産屋に行って、居酒屋に行って、ネットに潜って、、、う~む・・・。
しかし、上映会では 2nd シリーズから選んだ3つのエピソードとして、「♯04天敵・♯11草迷宮・♯14左眼に気をつけろ」ですよ。スクリーンで観たいと思っていた、、というか、これずっと繰り返して観ていた話です。酔った後でも観れるか。。エピソード3のときはしっかり寝てしまったんで同じになりそうで怖いです。