2006年08月20日
踊る大捜査線 Another Stories
キャラホビ・ワンフェスの流れで(どんな流れ?)、踊る大捜査線の Another Stories と呼ばれているものを観てしまいました。
「交渉人~」、に関してはやはり米国映画の交渉人と比べてしまったり、「容疑者~」に関しては、、、これは何と比べられるんですかね?警察官僚の冤罪系の映画というとちょっと思いつきません。L.A.コンフィデンシャル?って古いですね。内容のかぶり方も微妙ですし。
ちょっと前にこんなエントリを書きましたが、この 2 作を観て感じたことは全く一緒でした。「本広さん、何やってんの?」というか、「ROBOT 何やってんの?」という気分です。特に「容疑者~」に関しては田中麗奈ちゃんを久しぶりに観られたのは嬉しかったのですが、好きになれたのはこの点くらいかな~、という気分です。
・・・と、田中麗奈ちゃん(というか、もう“さん”といわないと怒られますね(^^;)を Wiki で確認してみると、本当にドラマには出ていませんね。映画にいっちゃった役者さんにはやっぱり難しいのかな、、、とちょっと寂しい気分です。。。で、今公式サイトを見てみましたが、いい写真使ってますね(^^) 重いのがたまに傷なんで Wiki を優先させてしまいましたが、公式サイトもいい感じでした。しかしやはりドラマ好きの人間にとってはドラマに出て欲しいな~、と思いました。
2006年08月09日
攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society
YouTube でプロモーション(?)が見れます。
- YouTube - Ghost in the Shell
http://www.youtube.com/watch?v=3i3jT95NExE
また、プロダクションI.Gと日産から「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」に日産のコンセプトカーを登場させるという記者発表があったそうです。
- 日産、「攻殻機動隊S.A.C. meets NISSAN」展を開催
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/04/112.html
その辺は結構どうでもいいんですが(^^ 注目はここ。
記者会見では、タチコマ型のロボットも登場した。【動画】タチコマロボット。会場で簡単なトークを披露した
という部分です。残念ながら発売の予定はいまのところ無いとのことですが、非常に興味を惹かれます。製作にはロボガレージの高橋智隆さんも携わっていたようです。クロイノで有名なあの方ですね。
タチコマは WAVE のモデルを買おうかな~と思っていて、秋葉に行ったときには物色しに行くのですが、なかなか見かけることが無いですね。通販してしまった方が早そうではあるんですが、やはり実物を見てから買いたいですし。
2006年07月02日
片瀬那奈、デスノート後編に
- Yahoo!ニュース - スポーツニッポン - 片瀬那奈「デスノート後編」に出演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000022-spn-ent
片瀬は物語がクライマックスに向かう中で、重要な鍵を握る報道記者を演じ「原作と違った観点で、おもしろい役柄になっています」と期待を膨らませた。とのことです。自分的にはかなりサプライズ!
しかし深夜放送された前編の数分を見ましたが、あれでは映画を見にはいかないと思います(^^; 片瀬さんはモデルの頃からずっと好きで、CD なんかもほぼ全て持っています。あ、「ヒカルの碁」でオープニングテーマを唄ってたのも微妙に縁を感じましたね(笑)
2006年06月25日
デスノート、深夜にTV放送
- 史上初!公開中の映画「デスノート」テレビでオンエア | Excite エキサイト : ニュース
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20060625080606/Sanspo_EN_120060625002.html
首都圏では26日から(関西は27日から)7月1日まで、深夜に特設枠を設けて冒頭からの約12分間を流し、本編前後にはダイジェスト版や劇場予告編も放送も放送する。とのことです。凄い試みですねぇ。
前編後編というこの映画の特性上、視聴者数は 前編≧後編 となることが容易に予測されるために存在する宣伝ですね。後編は 11 月に公開されるとのことですので、意外と 10 月くらいに前後編セットチケットなんかが売られて、前編をレイトショーなどで上映する映画館なども出てくるのではないでしょうか。
私はとりあえずその 12 分をみて映画館に行くか決めることにします(笑)
2006年04月03日
亡国のイージス
なんというか、日本版ダイハード、海自版ホワイトアウト、といった感想を最初に思ってしまいました。この映画に関してはこちらのエントリーで少しふれていますが、やはり言われているとおり動機が不明ですね。この映画の続編というか、反乱を起こすまでを描いた「亡国のイージス0(ゼロ)」といった話が欲しいと思いました。
さて、以下ネタバレに近くなります。
冒頭、以下のような論文が読み上げられます。
国としてのありようを失い、語るべき未来の形も見えないこの国を守る「盾」に何の意味があるのか。現状のままでは、それは守るに値する国家を失った、まさに亡国の盾でしかない。
余計なお世話って感じですね。こういった感傷的自虐的なセリフとしては、やはり劇場版パトレイバー2の後藤隊長と荒川のセリフに勝るものはありません。検索をかけたら全文を引用しているサイトがありました。
- 機動警察パトレイバー2 the Movie/全台詞
http://homepage1.nifty.com/~yu/p/p2.html
このページの「0:41:23 東京湾、後藤」の部分です。
演出(?)的に蛇足だと思ったのが、総理の独り言です。日本人的な事なかれ主義の総理という部分を出したいのでしょうが、会議室に入る前には、
なんで俺のときに。
また会議中には側近に対して、
あっちから何か言ってきてるか?・・・だから、ワシントンだよ。
といった部分です。もうちょっとうまくすればいいのに、と思ってしまいます。
何度も観ていればきっと光る部分も見えてくるのでしょうが、ちょっと繰り返して観ようとは思えませんねぇ。役者さんはいい人たちがそろっているのに、ちょっと残念です。原作本ではそれぞれの人間の心理の描写が映画よりも細かく描かれているようですので、機会があったら読んでみようと思います。多分、映画より好きになれる気がします。
しかし、劇場版パトレイバー2と OVA 版の二課の一番長い日 とどうしても比べてしまいたくなる内容です。
2006年04月02日
仲間受けと一を聞いて十を知るという文化
亀は意外と早く泳ぐ の「監督解説付き映像」で『となりのスタジオでは「ローレライ」の編集をやっていた』という話題があったので、同系統だろうな~と思う「亡国のイージス」と「ローレライ」を借りてきて観てみました。「亡国のイージス」は、こちらでちょっと話題になったときに観ようかな、と思っていたまま放置していた映画です。
両方観てみたのですがどちらも、というか、「亀は意外と早く泳ぐ」を含めてもそうなのですが、結局は「日本という文化圏において作られた映画である以上のものではない」というのが感想です。これは、このエントリのタイトルが示すように「仲間受けと一を聞いて十を知るという文化」の中で成立する映画、という意味です。
私はずっと日本映画が嫌いだったのですが、その根源が何かというのが最近やっと漠然とわかってきた気がしました。それは「説得力の無さ」です。根底に横たわる病巣は、この「仲間受けと一を聞いて十を知るという文化」というものです。結局は映画を作っている層(役者ではなくプロデューサ・マーケット担当層)の、ターゲットを日本人においているという思想、もっというと、それで満足してしまう消費者層自身といってもいいと思います。ですが、それで経済が成り立っているの以上、これは口をはさむ余地はなかなか無いものだと思います。
固い映画が好きだとかそういった意味ではないので、結局は「好き嫌い論」になってしまいます。やはり私は相対として日本の映画は嫌いな方ですね。その理由は、このエントリのタイトルが示すとおりです。
最近、イチローが WBC の期間中に、こんな感じでインタビューに答えていたことがありました。「日本人の選手と話をすると楽ですね。伝えたいことを 3 言えば 10 を理解してくれる。それにくらべてこっち(アメリカ)では大変ですよ。15 言っても 10 も理解されないことがあるんですから」。これはアメリカ文化を批判するというよりも「文化がそれだけ違う」ということをわかりやすく端的に伝えている貴重な発言だと思います。
私も最近は日本映画を好きになる気分は多分にあるので(ハシリとしては初代の劇場版「あぶない刑事」)、私の好きな方向に進んでもらえるとうれしいのですが、こういったものは従来の映画信奉者にとっては許せない部分なのだろうな、と思います。なんだかんだいっても結局は「好き嫌い」なんですよね。感覚という言葉はとても便利で、とても難しい言葉です。
追記 : これ、大分酔ったときに書いたのですが仲間受けじゃなくて内輪受けですね。単語が出てきませんでした。
2006年04月01日
亀は意外と速く泳ぐ
サマータイムマシンブルースを観たときの流れで知った映画ですが、なかなか { 売っている | レンタルしている } 店が見つからずにそのままになっていた映画です。
舞台挨拶で監督や樹里ちゃんが言っていますが、ホントくだらない映画です。これはいい意味ではあまり使えない方の意味で、ですねぇ。舞台挨拶ではスタッフ側の内輪ネタ的に盛り上がりますが、やっぱり内輪ネタでしか楽しめないと思います。勿論一般受けする映画ではなく、私も上野樹里ちゃんや蒼井優ちゃんが出演していなければ観ることはなかった脚本です。
唯一映画的手法が使われているとしたら、それは「ふぇっふぇっふぇっふぇっふぇ~」という繰り返される笑いのシンボルくらいですね。これはサマータイムマシンブルースの「はりきりスタジアム」と同じようなものです。
例えばこの映画を本広監督が撮ったとしたら、と考えるといろいろと考える部分が出てきます。それは小ネタの数はさることながら、町内の人のスパイであることの人生に関してあと二転三転の葛藤を描いたり、まったくといっていい程いかされていない蒼井優ちゃんのキャラをもっと引き立てたり、なんの伏線にもなっていないような樹里ちゃんのダンナをいかしたりだとか。
まだ監督解説付き映像を観てないので、細かいフォローはそれを観てからしてみようと思います。
樹里ちゃん映画としては、今年夏に「笑う大天使」が控えています。舞台挨拶のときの映像やこの完成披露試写会の写真を見てもそうなんですが、樹里ちゃんはとてもワンピが似合いますね。これだけ似合う女性もなかなかいないと思います。
2006年02月25日
CONTACT
大切なのは
自分で答えを探すことなの
1つだけ確かなのは──
宇宙はとても大きいってこと
想像もできないほど
どんなものより大きいの
地球人だけだと──
空間(スペース)が もったいないわ
でしょ?
英語のセリフはこちらにあります。何年ぶりで観たことになるのかな(それ以前に何年ぶりに Hi8 デッキを使ったことになるのか!)。これを観たことによってロケ地のような砂漠を見てみたいと思い、グランドキャニオンに行ったことを思い出します。今まですっかり忘れていたことでした。いろんな意味で「初心忘るべからず」ですね。
これを観た当時は CGA 熱がまだあった頃で CONTACT のような映画のシナリオを考えていました。今はその熱もすっかり冷めてしまっていますが、またちょっとシナリオを考えてみようかとも思います。
なんだか懐かし映画を観るのがマイブームになりそう・・・ドラマを消化しなければならないのにっ。