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2005年11月30日

Firefox 1.5

Firefox 1.5 の正式版がリリースされました。
Firefox Central
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/central.html
Mozilla Firefox 1.5 リリースノート
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/releases/1.5.html
意外と嬉しい新機能に

  • ドラッグ&ドロップによるタブの並べ替え
があります。この機能は前から欲しかったものなのできっと重宝することでしょう。今まではオリジナルのまま使っていましたが 1.5 にしたことを機会に「拡張機能」や「テーマ」も使ってみようと思います。
Get Firefox


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2005年11月29日

catastrophe

より存在する為
より安定を求め・・・・
複雑多様化しつつ
時にはそれを捨てる・・・

脳のネットが複雑化しつつ忘れる機能を持ち
脳以外の細胞が毎日代謝し
生まれ変わりつつ老化するのも

死ぬ時に大量の経験情報を消し去って
遺伝子(ジーン)と模倣子(ミーム)だけを残すのも

周期的に文明が疲弊するのも

皆システムの硬化・・・破局に対する防御機能だ・・・・・・
攻殻機動隊 1巻 ISBN:406313248X p338
人形使いのセリフです。standard のときに書いた、後半のチャネリングの一部です。昨日のエントリの「捨てる技術」って言葉を書いたときにふとこのシーンを思い出しました。

ここでは意志をもった「変化」や「多様性」に関する会話によってシーンが構成されていますが、同じ「変わる」ということにおいてもいろいろな見せ方があり、劇場版パトレイバーにおいては「傍観者としての変化」を観ることができます。

最近(2005年11月5日)、NHKスペシャルで 立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える という番組の放送がありましたが、これは非常に興味深い内容でした。この番組を見たときに思い出したのが「攻殻機動隊」と「機動戦士ガンダム」です。サイボーグという意味においては当然「攻殻機動隊」なのですが、その延長線上にある「脳の進化」という段階では「逆襲のシャア」のハサウェイのセリフを思い出しました。

人間て、地球だけに住んでいたときは、頭の細胞の半分しか使ってなかったんだろ。それが宇宙に出て、残りの頭の部分を使うようになれば、テレパシーだって予知能力だって高くなるよな。じゃないと、地球とコロニーで暮らしてたら家族だなんて思えなくなっちゃうもん。
このNHKスペシャルを観ると、人間の脳はまだまだ進化の過程にあるのだな、と感じることができます。脳の進化が「擬体」や「電脳化」によって行われるか「宇宙に出る」ことによって行われるかは未知数ですが、環境の変化によって引き起こされるということは、確実でしょう。


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2005年11月28日

模様替え

長年使ってきたレイアウトがいい加減気に入らなくなってきたため、部屋の模様替えを行いました。昼過ぎからはじめてまだ終わってません…。

before.jpgafter.jpg
beforeafter
縦に伸びていたラックを外してモニタの上は開放空間にし、横に周辺機器を置くようにしました。また、もう既に使わなくなってしまった PC は外して空間的に余裕を持たせるようにしています。机は黒から木目調の明るいものに。しかしこれでもまだ模様替えの半分だけで、外したラックを別の部屋で組み立てたり(倉庫用)、破棄する家具類を撤去したりが残っています。粗大ゴミ受付は週末になると思うので一週間ががかりの模様替えです。

「捨てる技術」というのは重要だとは思いますが、私の場合はとりあえず残しておいてしまいますね。これはよくないです。片づけをしている最中に「まだこんなもの残っていたのか…」的に唖然とすること多々がありました。倉庫部屋の片づけをするときには更に一層、そう思うんだろうなと思います。「もったいない」を母国語に持つ民族ではありますが、捨てることに対してポジティブにならなければいけませんね。来週もがんばらねばっ。


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2005年11月25日

2005.11.25

[WSJ] Xbox 360、ユーザーがクラッシュを報告
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/24/news017.html
Xbox360 の北米版の購入は流石に見送ってます。

マイクロソフトの「Xbox360」、製造コストは小売価格の1.4倍=調査会社
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20051124/JAPAN-194922.html

マイクロソフトは2006年6月末までに、プレミアムおよびベーシック型「Xbox360」を約550万台販売することを目指している。
とのことですので半年後、どれだけ達成できたか楽しみです。私は多分見送ってると思いますね。でも今使っているテレビが壊れた場合などに HDTV を買ってしまっていたら、購入を考えてもいいです。

マイクロソフト、ウイルス駆除ツールで20万以上の「Antinny」を駆除
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/11/21/9934.html
20 万を超える Antinny を駆除し、しかしまだ 17 万台は感染している可能性があるとのこと。


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2005年11月23日

リアル(5)

real05.jpg

このマンガは井上雄彦さんのライフワークのようになってるんでしょうか。こんなにこころに関して読まされるマンガはありません。掲載されるペースが非常に遅いため、数年を経ているにもかかわらず刊行されている単行本数は 5 巻までで、巻末の予告では 6 巻は 2006 年秋です。

小学生や中学生の頃にはマンガの週刊誌などは毎日読み返し、一週間のうちに何度も何度も繰り返して読んでいましたが、歳を重ねるにつれてマンガなどは一度読んでしまうとなかなか読み返すことがなくなりました。しかしこのリアルは子どもだった頃の一週間のように、一年をおくるマンガになっています。

表紙のキャプチャには久しぶりにスキャナを使いましたが、デジカメで撮るのとは雲泥の差ですねぇ。パラレルポート接続なのでセカンド PC に接続してあるため、なかなか動かすことがないのですが、PC 環境も含めて部屋の模様替えなどをしたいところです。ラック類や机なども一新したい。。


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翔ぶが如く(9)

9 巻は西南戦争の中盤です。8 巻のときも書きましたが、やはり兵の動きに関しては興味が湧きません。本文中、興味深かった文章を引用すると

 奇兵隊、振武隊、正義隊、行進隊、干城隊、雷撃隊、常山隊、鵬翼隊、破竹隊の九つの隊が、かつての大隊の代わりをなす最高単位になった。壮士の剣舞を見るような小むずかしくて意味の熾(さか)んな語が撰ばれたのは、逆にいえば戦闘力という実質がうしなわれつつあるために、名称で景気をつけざるをえなくなったのであろう。
(中略)
 前記九つの大隊の総指揮は、元陸軍少将桐野利秋がとることになった。後年、薩摩の老人たちが、
「丁丑(ていちゅう)(明治十年)の戦さは、よかれ悪しかれ、桐野どんの戦さじゃった」
 といったようなこの事変における一つの本質が、いっそう露になったといえる。
 西郷は、相変わらず指揮をとる気配を見せていない。このため、旧大隊長が幕僚になったところで、そこから作戦がうまれるということは、どうやら見込み薄のようだった。軍は、桐野がほぼ握った。この事情の機微は、最初から暴発へ持ちこんだ桐野利秋の一種の責任とりとも見ていいだろう。(p276-277)
この西南戦争がどのような形で終結を見るのかには興味が湧きます。

また、この巻では宮崎八郎が戦死します。彼は 5 巻において最も華々しく描かれていた人物でした。

 この点、かれは詩的気分としては幕末のの志士たちの正統の後継者であったといえなくはない。かつての志士たちの多くは、自分の人生や生命を一篇の詩として昇華することを望んだが、人民を座標においた最初の革命家である宮崎八郎もそうであった。その望みのように、死が弾雨の中の萩原堤でするどくかれをとらえた。下腹部の毛管銃創は、致命傷であった。(p223-224)

そして日本における戦争の慣習に関しても言及があります。

 諸道の政府軍の進撃を早からしめた理由のひとつは、各地で降伏した薩軍の小部隊が、降伏するとともに政府軍の道案内をつとめ、薩軍の配置などを教えたからであった。べつに政府軍が強制したわけでなく、
「降伏したからには、官軍として働きたい」
 と、かれらが積極的に望んだからであり、その口上はさらに情緒的で「万死を冒して前罪を償いたい」というものであり、一種、奇妙というほかない。
 このことは日本古来の合戦の慣習であったであろう。降伏部隊は鉾を逆にして敵軍の一翼になるというものであり、駒を奪ればその駒を使うという日本将棋のルールに酷似している。ついでながらこの慣習はその後の明治陸軍の弱点として意識されつづけ、日露戦争のときも捕虜になった日本兵は日本軍の配置を簡単にロシア軍に教えた。(中略)この体験が、昭和以後、日本陸軍が、捕虜になることを極度にいやしめる教育をするもとになったといっていい。(p319)
司馬さんは常に第二次世界大戦における日本軍に話を持っていきますね。これも「知ってるつもり?!」の受け売りですが、司馬さんは第二次世界大戦に関する小説は書けなかったそうです。ノモンハン事件に関して資料は集め、いろいろと構想は練っていたという感じで番組は進んだと記憶しています。しかし、どういったことが原因だったかは忘れてしまいましたが「ノモンハンは書けない」という風に番組では説明されていた記憶しています。司馬さんに関する「知ってるつもり?!」の回は久々に観たくなりました。

さて、残すは 10 巻のみとなりましたが、まとめ方を興味深く読むことにします。注目して読もうと思っていた「大久保と西郷の決別」に関しては、既に大体は感じは掴めています。残りは最後、かれらの心情をどのように司馬さんが小説に仕上げたか─。


投稿者 napier : 21:53 | トラックバック


2005年11月17日

喧伝と喧騒のはざま

最近よく聞く(読む)単語の一つに web2.0 というのがあります。この辺に関してはあまり興味がなくてまったくチェックはしていませんが、多分に FUD(Fear, Uncertainty, Doubt) の延長として捉えています。これは特に日本人に対して蔓延しやすい概念だと思います。国民性として「熱しやすく冷めやすい」を地で行く民族だからです。

「自分はわけがわからないが世間が騒いでいるからそれに乗ろう」的な考えを誘発させるモノです。ちょっと前のわかりやすい例で言えば「iMode」ですね。「インターネット」と「携帯電話」という、当時国民一般に対してまだあまり浸透しているとは言えなかったモノを、さも喧伝するようかのようにして普及させたモノです。インターネットに乗り遅れていた人達は巻き返しを図ろうと、こぞって「iMode」に殺到しました。これは明らかに、現状認識に対して焦りがある人びとに対して効果を発揮しました。ネーミングセンスが光る戦略的な勝利です。

もっと卑近な例としては「郵政解散」をもって選挙に大勝した自民党も同様です。そのちょっと前には「年金制度改悪」をして政権の危機が囁かれていた時局を、「郵政」という偶像をもって巻き返しました。これもうまく世間の喧騒を巻き起こし、「郵政といえば小泉」的な安易な方程式のイメージを持って歴史的な大勝を達成しました。

もちろんこれには、先にあげた日本の国民性が重要な要因となっています。「勝てば官軍」という歴史を延々と繰り返してきたこの国は、平成の世に至って「勝ち組」「負け組」という二元論をもって「平家にあらずば人にあらず」を再現しているかのようです。

結局のところこの国の国民性は、今後数千年の時間を経てもたいしては変わらないのでしょう。これには多分に「日本語」という固有の言葉や諺に、その性格が込められているかのようにも思います。日本語を廃して他の言語を母国語とした瞬間、日本的な性格も一変するかと思われます。言語とは、その国を性格付ける血液のようなものかもしれません(←この考え方自体、ABO 型の血液型分類で育った「日本人」の陥りやすい結論とも言えるとは思いますが)。

追記:
FUD に言及しているのは、わかりやすい例としてかつての "Push", "Pull" 論争を思い出しているからです。当時の "Push", "Pull" 論争と Marimba 社はその後、どうなったでしょうか。大多数の素人に対してセンセーショナルになる概念を持ち出して話題を作り、その人気を背景に実質を伴うべく行動する。これは資本主義の常道とも言えないことはないかもしれませんけどね。。。


投稿者 napier : 21:55 | トラックバック


2005年11月16日

CATALYST 5.11

11.14 付けで RADEON 系の新しいドライバがリリースされました。
https://support.ati.com/ics/support/default.asp?deptID=894&task=knowledge&folderID=27
CATALYST 5.11 Modified: 11/14/2005
リリースノートはこちら


投稿者 napier : 12:48 | トラックバック


ForceWare 81.94

11.14 付けで GeForce 系の新しいドライバがリリースされました。
http://www.nvidia.com/object/winxp_2k_81.94.html
ForceWare 81.94 Release Date: November 14, 2005
リリースノートはこちら


投稿者 napier : 12:46 | トラックバック


2005年11月15日

技術で生きる!

俺が、つくる! に引き続いて、岡野雅行さん本です。この本は岡野さんともう一人、樹研工業社長の松浦元男さんとの対談パートと、この二人それぞれの独筆パートからなる 2 部構成となっています。発行が 2004 年 1 月 1 日ですので、約 2 年前の本になります。

本文中、特によかったのは、

岡野初めから実績なんてあるわけないんだよ。大企業はだいたいそういうパターンだね、実績だとかそういうへったくれで始まるんだ。だから俺は腹が立つから大企業の人間とは会わない。そういうやつらと話していると精神的に疲れるんだよ。技術者同士だったらいいんだけどな。技術者同士だったら腹を割ってね、お互いに話が進むわけよ。技術屋さんなら絶対に嘘つかないからさ。
(p20)
ですね。この辺は本当に実感としてわかります。技術に対して嘘をつくとすぐにパレてしまうからです。技術者は決してそんな下手な嘘はつきませんし、心が許しません。こういった技術者談としてはまたパトレイバーを思い出します。
だがな、どんなに技術が進んでもこれだけは変わらねぇ。機械を作るやつ、整備するやつ、使うやつ。人間の側が間違いを起こさなけりゃ機械も決して悪さぁしねぇもんだ。実山さんよ。今日は二課の整備課長がメーカの工場長に会いに来たわけじゃねぇんだ。お互い女房よりも長く機械と付き合ってきた技術屋同士、腹割ったところで聞かせてもらいてぇんだ。…おたくの HOS、ありゃぁ大丈夫なのか?
榊さんの名ゼリフですね。

その他、印象に残ったのは少子化に対する言及です。

松浦日本人の人口がこれからドンドン減るでしょう。出生率が低下しているから、三〇年後になるといまの一億二〇〇〇万人の総人口が六九〇〇万人ぐらいになるそうですね。国力の低下だとか社会保障制度の限界だとか大騒ぎしていますが、私はまったくラッキーなリストラだと思ってます。マーケットが減るなんて実は小さなことで、それよりも国がスリムになることによるメリットが大きいわけです。
岡野えらい時代になるもんだね。
松浦そうするとどうなるかというと、国自体のリストラになります。いまは景気が悪いからどうにもなりませんが、六〇歳代の連中が働けないわけがありませんから、若い人の世話にならないと生きていけないわけじゃない。その上で、食料の自給の問題にしても、エネルギーの自給の問題にしても、いろんな意味でこの国の自立が達成できると思うんです。いまはとにかく人数が多すぎます。
岡野何もかも半分で済むんだもんな。
(p180-181)
この「とにかく人数が多すぎます」というのがどういった意味なのか私にはまだよくわかりませんが、時間をかけて考えていきたいと思います。パッと思いつくのは
  • 世界の総人口に比べて、更に日本人の割合は減っていく
  • 日本の経済規模は小さくなるだろうが、歳入・歳出において改善が行われるべき
  • エネルギー、食料の自給が可能となるかもしれない
…と、どうもいま一つ、釈然としません。これはもう「自立すること」に慣れていない戦後世代だからこう感じてしまうことなのか、とか、社長という立場になると「自立する」ということに対して積極的な思考になるのかな、とか考えてしまいますね。ちょっと離れた場所から考えたほうがよさそうです。

あと、やはり全編をとおしていろいろと勉強になります。松浦さんの話は実務的な示唆に富んでいて、「ISO vs TQC」の関係(考え方の違い、差異についてなど)や「自己資本比率四五%以上、流動比率二五〇%以上、固定比率一〇〇%以下、支払手形ゼロ」といった経営上の姿勢、「松下幸之助さん、井深大さん、盛田昭夫さん」や「トヨタや日産」の話など、初めて知ったことや考えさせられることがしきりでした。

技術で生きる! ISBN:4828410929


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2005年11月14日

携帯機

今更ながらにスティーブ・ジョブズの WWDC キーノート・スピーチを見ました。
http://stream.apple.akadns.net/

スティーブ・ジョブズのプレゼンは "Reality Distortion Field" などと言われているそうですが、これは英語をちゃんと理解しないとわからないのでしょうね。私にはまだ早そうです(^_^;

ここで感じたことは、ゲームマシンにおける据え置き型と携帯型の関係を Apple はうまく PC において実現したんだな、ということです。言うまでもなく iPod が携帯ゲーム機にあたるのですが、ゲームボーイを出さなかった場合の任天堂とその後の任天堂とでは明らかに収益源が異なっています。ゲーム分野において携帯機という市場を確実なものに開拓した任天堂の様に、Apple はポータブルオーディオの市場を PC における携帯型市場としてうまくマッチングさせたんだな、と感じました。

まぁこれも世の移り変わりにおける「次の段階」への過程と考えれば、倒れるドミノの先頭のようなものなのかもしれませんが。


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2005年11月12日

blog design

まただんだんとこのデザインにも飽きてきて、いろんな blog サービスサイトのテンプレートを眺めていました。テンプレートをまとめてあるサイトがあると便利なんですけど、さすがにそういったものは見つかりませんね。方々回ってみて goo のテンプレートが一番まとまっているなと思いました。

テンプレート一覧 - goo ブログ
http://blog.goo.ne.jp/info/template.html

こんなことを 2~3 時間ぶっ続けでやると頭がクラクラしてきますね。web は情報に対するアクセスを一般の人びとに開放しましたが、これは編集されていない生の情報でもあります。編集という仕事は実に重要な仕事だと思わされました。Google は全ての web を index 化する、というようなことを言っていた気がしますが、これは編集の仕事そのものかもしれません。


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FFの功罪

はてなブックマークの最近の人気記事に、「映画より泣ける? ゲームが与える感動を調査」がランキングしています。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051111201.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051111201.html

記事の内容は「FFVII」のエアリスの死に関するものでした。ここでは「理不尽に殺される」と紹介されていますが、まさに理不尽に殺されてしまうシナリオでした。私のメモリーカードにはこのシーン直前の生きているエアリスがいまだに保存されています。

記事の中で

あるプレイヤーはボーエン氏に、エアリスが倒れたとき「本当に泣いてしまった」と告白した。
とありますが、私はどうだったかなぁ。泣きはしませんでしたが、茫然自失となった気がします。そして相変わらず「これがあるから SQUARE くさい」と感じていたと思います。SQUARE 特有の理不尽さですね。「FFVII」のエアリスはとても思い入れの強いキャラであったため、当然だいぶ育てていたと思います。戦闘の要でしたし装備品やアイテムなどもふんだんに使い、猫っかわいがりしていたことでしょう。それが理不尽なシナリオのために殺され、それまで培ってきたものが消滅してしまったのです。

MMORPG などをやっていたときに運営側の不始末でステータスその他が数日前に戻る状況がありますが、それに近い感じかなぁ。友人達と苦労を重ねてクリアしたミッションなどがあった場合、それがなくなってしまうというような。「泣く」というより「呆れる」「むかつく」とかの感情のほうが強かったと思います。

この「FFVII」とは引き換えに、本当にシナリオで感動したのは「FFX」でした。そして「FFX」をひいきにする理由の一つに、音声が重要なポイントになっています。それまでの FF は会話は全部文字だけでしたが、「FFX」からは声優さんによる会話がつくようになりました。これだけでそれまでの FF とはだいぶ違った雰囲気を感じることができました。こっちは文句なしで感動しましたね。「FFX」は2クールもののアニメを作って貰ってもいいと感じたものです。


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2005年11月11日

価値と対価(2)

今回は日米のゲーム価格の格差に関して。
最近発売されたソフトとして「ワンダと巨像」を amazon の価格を基準にしてみます。

ワンダと巨像」 日本版
amazon.co.jp ¥6,069(税込)
Shadow of the Colossus」 北米版
amazon.com $39.99
今日の為替レートは 1ドル118円(めっさ円安がすすんでますねっ)なので、北米版の「Shadow of the Colossus」を日本円にすると 4719 円です。単純に比べて 1350 円安いことになります。そしてなにより 39 ドル台であることにより、精神的にものすごく安いと感じてしまいます。内容的には同じ(と思いますが)ゲームが、これだけ金額的に差があることには改めて驚かされます。

また DVD ではさらに顕著で、例えば

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 01」 日本版
amazon.co.jp ¥6,300 (税込)
「Ghost in the Shell - S.A.C. 2nd Gig (Vol. 1)」 北米版
amazon.com $19.98
これも日本円にしてみると 2357 円です。こちら実には 3943 円という安さ。半額以下です(というか1/3に近い)。改めて驚きますね。北米版 PS2 もあることですし、今後は DVD は北米リージョンを買おうかな、と真剣に考えてしまいます。


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2005年11月09日

Steven Paul Jobs(3)

iTunes Music Store で配布されているという情報を見たので探してみたのですが、探しきれませんでした。iTunes の使い方に慣れていないからなぁ。。と、ここは Google 先生にお願いしてみたら、AAC, mp3 で配布しているサイトを見つけました。

Steve Jobs Stanford Commencement Speech Audio Download
http://www.wiredatom.com/jobs_stanford_speech/
英語の原文も一緒に読めるのでとてもオススメです。


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2005年11月08日

2005Q4

全く出遅れてしまったドラマに関してです。まだ全く見ていないのですが。。

危険なアネキ
フジテレビ 月曜 21:00~
フジで 2 クール続けて伊東美咲さんが登場。

1リットルの涙
フジテレビ 火曜 21:00~
実話がベースらしいです。

鬼嫁日記
フジテレビ 火曜 22:00~
永井大と滝沢沙織がまた(じゃないですけど)夫婦設定です。アットホームダッド では結婚までいったんでしたっけ。主題歌は 中ノ森BAND で、みんな昔は子どもだった を思い出します。印象に強いですね。

あいのうた
日本テレビ 水曜 22:00~
キャストがお気に入りなだけに期待しています。

大奥~華の乱~
フジテレビ 木曜 22:00~
前シリーズ のキャストが引き継がれるかと思っていたのですが、主だった人達は変わってしまったんですね…。

花より男子
TBS 金曜 22:00~
懐古的ですが面白いことでしょう。

野ブタ。をプロデュース
日本テレビ 土曜 21:00~
友達情報などを聴くと一押しらしいです。これから消化していく予定。

恋の時間
TBS 日曜 21:00~
夫婦。 から 3 クールぶりで黒木瞳さんが登場ですね。これも必見です。


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2005年11月07日

俺が、つくる!

久しぶりに読んでいてワクワクする本でした。口語調の文体で、こぎみよく話が進みます。それでもやはり今だからこそ読まれる本であり、本書でも語られていますがバブル期には異端視扱いされる内容だとは思います。そんな本であるためバブルに踊った企業などには「ザマミロ!」と言ってのけるだけの力があります。

本文中、新しい発見だと思ったのは

特許は大会社と連名で取るのが一番いい。開発者と申請者という立場で特許を取るんだ。
という部分。名より実を取る、というか、零細企業にとっては結果的には名と実をいい割合で取れるのがこの「連名で取る」になることが簡潔に説明されています。この辺は自然世界にもある「共生」のカタチに近いのかもしれません。特許に関しては青色発光ダイオードの例が印象に大きかっただけに、この発想の仕方には新しさを見てしまいました。

そして本文の最後ではマイクロソフトの戦略を見てるような気分になりました。

途中であきらめてしまうから本当の失敗になる。あきらめずに挑戦し続ければ最後にはできる。
これはマイクロソフト的ですね。勝つまで続ける。だから最後には勝つ、という方法。

全編を通して様々な示唆にとんだ「岡野語録」が収録されており、文字数もそんなに多くないのでマンガを読み返す程度の気楽さで読むことができます。気分が沈んでいるときや盛り上げたいときには一読する本になりそうです。特に名前がいい。「俺が、つくる!」ですよっ。

さて、この本とは別に岡野工業の取材をしていたテレビ番組を以前みたことがあったんですが、あれは何の番組だったんだろう?プロジェクト X と検索しても出てこないから、また何か別の番組だったんだろうと思いますが、まったく思い出せません。そのときは「痛くない注射針」の取材ではなくて「リチウムイオン電池ケース」の方だった気がするので随分前になるのかな…。HDD レコーダを持っていた気がするので 2,3 年以内だとは思うのですが。

俺が、つくる! ISBN:4806117609


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マクロ撮影(2)

気分転換にケーキ撮影です。ケーキ自体買うのは久しぶりで、どれくらい食べていないかな?

051106_1650~001.jpgP1010009.jpgP1010010.jpg
A5401CAC-760

ちゃんと見るとケータイのカメラとは比べられませんが、ケータイのカメラもやはりそこそこ使えます。それでもこの A5401CA のカメラはいい方で、Talby のカメラは日常ではあまり使えません。Talby のカメラはケータイ同士で写メの交換をするときくらいですね。あとはバーコードを読むときくらいに使っています。


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2005年11月06日

翔ぶが如く(8)

第八巻をひらいてまず驚いたのが章立ての多さです。「人馬」からはじまり「野の光景」で終わる 15 章の構成です。これを七巻までと比べてみると以下の様になります。便宜上、最終巻である十巻までまとめると

  • 一巻 8 章
  • 二巻 7 章
  • 三巻 10 章
  • 四巻 6 章
  • 五巻 10 章
  • 六巻 9 章
  • 七巻 7 章
  • 八巻 15 章
  • 九巻 11 章
  • 十巻 11 章
のようになります。

1 章である「人馬」には興味深い逸話として、維新前と維新後の西郷の変わりように関する記述がみられます。この変化に関して、鹿児島では病理的な原因があったのではないか、と極めて密かにではあるがささやかれているとのことです。こういった逸話はこの本を読むまでは全く知らなかったことです。遠い記憶を呼び戻して「知ってるつもり!?」での西郷の回を思い出してみても、出てくるのは「敬天愛人」という言葉だけです。が、この「翔ぶが如く」では未だに一度足りとも読んだ記憶がありませんね。いつから言われるようになったのか、それとも司馬遼太郎があえて外しているのか、最後まで読み解かないとこれに関する結論は得られません。

この「人馬」では西郷の変節ぶりが示されるのですが、それはこういった変わりかたです。

 しかし起つ以上は、戦いの方針その他について西郷はみずから案も練り、みずから発言し、進んでかれらを指導すべきであった。が、そのことはいっさいせず、さらに驚くべきことには、西南戦争の全期間を通じて西郷は一度も陣頭に立たず、一度も作戦に口出ししなかったのである。
 維新前の西郷はそうではなかった。西郷が心服しきっていた旧主島津斉彬でさえ、
 ──西郷は 悍馬のようなものだ。かれを統御できるのは、自分しかいない。
 といっていることからみても、西郷は斉彬に対し言うべきことを臆することなく言っていたに違いない。
「維新前の南州翁と維新後の南州翁は別人のような感じがする」
 という印象が、鹿児島に遣っている。
 たしかに、別人の観がある。
 (中略)
 この点、西郷はそのひらきが甚だしすぎるように思える。(p13~14)
この記述における西郷像はこの巻をとおして貫かれており、この巻の流れをも決めています。自然、西郷に関する記述は薄くなり、西南戦争の主役は陣頭に立つ各将及び兵士、そして政府側の責任者である山県有朋などの記述が多数を占めます。

西南戦争における兵の動き、軍隊の動きに関する記述は読んでいてあまり面白くはありません。これは読み手である私が文章からの場面の連想を面白く感じないからだと思います。コンピュータゲームを通して視覚的に兵の動きがリアルタイムで移り変わる様に 10 年以上もの年月で慣れてしまっているため、文章のみをとおした記述が怠惰でなりません。七巻からの巻末には地図が付加されるようになり、七巻では九州全図、八巻では熊本城から高瀬までの周辺地図が掲載されていますが、状況ごとに隊の動きを地図をもって記述してもらいたかったと思います。小林秀雄の「モーツァルト」における楽譜のように。

これとは逆に山県有朋や薩摩側の将の意識における記述には興味を惹かれます。

 山県は、軍人としては物事をこまかく指示しすぎる性格のために野戦将軍にはむかない男だったが、その構想力と緻密な運営能力と、さらには物事に賭博的な期待を持たない性格から考えて、日本ではめずらしく補給の思想と能力をもった男であったかもしれないかった。(p286)
 この時期の陸軍卿山県有朋は、一個の独裁者に似ていた。かれを独裁者たらしめている政治的条件は、長州人であることのほかは希薄なのだが、しかしその信念である徴兵制をかれが立案し、実施し、このために鎮台の実情をかれ以上に知っている者はなく、また他の者は山県ほどの実務の才をもっていなかったため、自然、山県一人が、動員から作戦、補給、さらには東京への政治的措置に至るまで、何もかもやってのけるということになった。後年、かれが陸軍と官僚界に法王的な地歩を占めるにいたる基礎は、このときにできあがった。言いかえれば、西郷のおかげで、この狭隘な理想しか持ち合わせていない卓越した実務家が、明治政府の権力者になりえたといえるであろう。(p288)
狭隘(きょうあい) : (2)心がせまいこと。度量がないこと。また、そのさま。

山県有朋に関しては私は全く知らないのですが、司馬さんのこういった記述をよく見かけます。かなり嫌われている感が読みとれます。
西郷と薩軍の作戦案は、いかなる時代のどのような国の歴史にも例がないほど、外界を自分たちに都合よく解釈する点で幼児のように無邪気で幻想的で、とうてい一人前のおとなの集まりのようではなかった。これとそっくりの思考法をとった集団は、これよりのちの歴史で──それも日本の歴史で──たった一例しかないのである。昭和期に入っての陸軍参謀本部とそれをとりまく新聞、政治家たちがそれであろう。(p81)
 薩軍本営には、継続して全般の作戦を考えている参謀職の者がいなかった。
 薩軍に存在するのは、実戦職である大隊長たちだけで、かれらが臨機に本営にあつまってきては情報を持ち寄り、合議するだけであった。西郷そのひとは本営の奥で象徴として起居しているだけで、作戦に触れることがない。(p252)
 当初、鹿児島を出るときの私学校の政略は西郷軍が東京にせまることによって満天下の不平士族(だけでなく各地の鎮台まで)が風をのぞみ、あらそって軍旅に投じ、ゆくにつれて軍勢は雪だるまのように大きくなり、ついには東京を圧倒するにいたるというものであった。(p260)
こういった意識の中、読んだときには信じられなかったのですが、西郷と桐野は後々には仲たがいのような状況に落ちていくようです。
 西郷はのちに桐野と口をきかなくなり、桐野のほうでも西郷を避けるような気配を示すようになったといわれるが、西郷の側でいえば、その感情はあるいはこのときから出発したものかもしれない。
 むろん、西郷の性格として桐野を責めたりなじったりすることはなかった。この男に乗せられてしまった自分に対する嫌悪が、西郷の桐野に対する感情を重くしたのではないかと思える。(p317)

このような両軍の陣営ですが、各巻のところどころにあらわれる大村益次郎の記述には、明治政府が失ってしまった偉大な人物であったことがひしひしと伺えます。

これは、明治元年、二年の間にすでに西郷が九州で反乱をおこすであろうということを予見した当時の兵部大輔大村益次郎の基本的な考え方であった。(p286)
大村益次郎(村田蔵六)は「お~い!竜馬」を読んだときに知った人物ですが、このマンガではとてもコミカルな絵で描かれており非常に愛着を持ちます。以前書いた斉彬を調べてみたいと思ったのと同様、大村益次郎も詳しく調べてみたい気分にさせられる人物です。

さて、その他興味を惹かれるのは銃器の移り変わりですね。スナイドル銃、ミニエー銃などがよく文中にはあわれます。これは時間があったときにでもまとめてみたいと思います。ちょっと検索した限りでは、

などがヒットしました。やはり web は便利だ…。


投稿者 napier : 19:45 | トラックバック


スウィングガールズ

スウィングガールズ が地上波初登場でした。ずっと見ようとは思ってましたが映画にも行かずレンタルすることもなく放送当日を迎えてしました。上野樹里ちゃんは エンジン ではじめて知ったのですが、それからは大のお気に入りです。それからは「ハウス 夏に効くカレー」や「花王 クリアクリーン」の CF など、気にして見ています。

以下、ちょっとネタバレです。

劇中、上野樹里さんの妹役の子が「スペースチャンネル5」をしていますが、これが演奏会の演目にもなっています。これにはやられましたね。「そのためのフリかー!」と思わず思ってしまいました。その他の演目は「A列車で行こう」や「SING SING SING」などのビッグバンドのスタンダードです。

「SING SING SING」をはじめて意識して聴いたのは「めざましテレビ」だったと思います。当時(4~6年前?)は結構 Jazz の曲が使われていました。今でも使われているんでしょうかね?最近ではあの時間に起きれなくなってます;-)

これはその「SING SING SING」も収録されている「BENNY GOODMAN At Carnegie Hall 1938」です。カーネギーホールはそれまでクラシックのみを演奏していたホールでしたが、ここから Jazz 演奏の歴史がはじまります(これはちょっとうろ覚えだったのですが、検索してみるとあっているようですね)。劇中の演奏会でのアドリブとこの CD のアドリブを聞き分けるのも面白いと思います。
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投稿者 napier : 02:48 | トラックバック


2005年11月05日

マクロ撮影

試しに近くにあるもののマクロ撮影をしてみました。やはり手で取る分には手ブレが発生しますね。これは仕方がないこと。ほどほどに慣れていきます。
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投稿者 napier : 19:54 | トラックバック


CAMEDIA C-760 Ultra Zoom

久しぶりにデジカメを購入しました。OLYMPUS の CAMEDIA C-760 Ultra Zoom です。デジカメは 2 台目で、初代は FUJI FILM の FilePix 1500 でした。これは 2~3 年使って故障してしまいました。その後は何回か購入しようかとも考えたこともありましたが、カメラ付ケータイのカメラで事足りていたこともありずっと見送っていました。

ちょうど 2 年位前にも「デジカメ買いたい病」にかかったことがあり、そのときに欲しかったのは Canon の IXY DIGITAL L です。このときはお手軽なデジカメが欲しかったのと光学ズームが 3 倍あればいいなと思っていた頃で、それを基準に探していたときにちょうど IXY DIGITAL L が発表されました。光学ズームがなかったのが購入を見送った理由ですが、やはりケータイで十分と思ったことが要因だと思います。

そして今日ですが、今回は適当にデジカメを検索していたところ、光学 10 倍で実売価格が 18,800 円で 3.2 Mpix のこのデジカメを見つけました。現在でも新製品では熾烈な画素数戦争が行われていますが、5 Mpix とかとなるともう私の環境の中では傑出した存在となってしまいます。バランスを考えると 3.2 Mpix でも十分です。通常撮影するサイズは 1600x1200 くらいにしようか、HD 素材として考えると 2048x1536 にしておいたほうがいいかなとか、つかの間の楽しみに浸っています:-)
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投稿者 napier : 18:03 | トラックバック


2005年11月03日

風邪

突然の体調不良です。咳や熱は出てないのですがノドがだめですね。キツイ…。最近突然と寒くなってきたのに体が追従してないようです。今日も暖かくして寝よう。

薬はいつものキムチ鍋&ビールと:-)、ルルが一番いいのですが手元になかったのでパブロンを飲んでます。明日は万全になっているといいな。


投稿者 napier : 15:41 | トラックバック


2005年11月01日

2005.11.01

東証でシステム障害 史上初の全銘柄売買停止
http://www.asahi.com/business/update/1101/071.html
原因は「調査中」とのことです。詳細が気になるところです。スラドのスレッドはこちら

フジ月9「西遊記」旅の仲間は揃った!三蔵法師に深津絵里
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051101-00000030-sanspo-ent
深っちゃんですよっ。夏目雅子さんモノしか見たことがありませんが今回のは見ます。しかし深津絵里さんはもうオトボケ配役はなかなかやらせて貰えなくなってますかね。

東証の障害に関しては www.asahi.com の続報で詳細が明らかにされました。

東証によると、障害の原因は、10月8日から10日にかけて実施した売買システムの能力増強の際、導入したソフトに欠陥があった、としている。東証のシステムでは毎朝、証券会社から売買注文を受け付ける前に、サーバー内で各証券会社の端末を照合する手続きを行うが、増強したソフトの不具合で、照合に必要なデータの場所を検知できなかったという。
とのことです。ソフト的な障害だったようです。


投稿者 napier : 13:03 | トラックバック


価値と対価

仮に 500ml のビールが 270円/本 として、10 本買うと 2700 円。技術書などを含む普通の単行本はだいたい 1500~5000 円。平均値として両方とも 3000 円として考えたとき、ここでビールを取っちゃうのは自分の心が弱いときです。何気に休日などにはビールを買ってしまいますが、そこで払う 3000 円にはあまり躊躇をしないのに、単行本を買うときの 3000 円には躊躇をしてしまうことがあります。

ビールは特にまとめて買っているわけでもなく普通に量販店で買ってしまうため、結果として 1 週間で 3000 円ほどのコストがかかることがあります。1 本 2 本買うときはたいした額じゃないな、と思っていますがそれが積もり積もって全然たいした額になっています。

安売り店で 1 箱買うのなら 500ml が 24 本で 6000 円弱でしょうか。それにはやはり躊躇を感じるのですが、1 ヶ月をスパンとして考えると平気でそれくらいの買い物はしているでしょう。これはまさに朝三暮四で、瞬間瞬間の価値と対価に惑わされてしまっています。だからと言って一度に 1 箱を買ってしまうと缶があるうちは歯止めがきかなくなるという、まさしくサル状態に陥ってしまうでしょう。逆に本をまとめて買ってしまうとそれを読み終わるまではなかなか他に手が出なくなるということもあります。

小説などは 300~500 円程度なので買うことにあまり躊躇は感じないのですが、やはり単行本の価格(と厚さと重さ)は躊躇を感じさせるものがあります。「Winnyの技術」は winny 上で pdf 配布がされているとのことですが、青空文庫 という online 活字メディアや、iTMS など音楽・動画の online 販売が実現されている時代、紙メディアは確かに便利なものではあるのですが pdf で買いたいと思う本などもあることは事実です。

言い訳ついでに、購入をしようとして先週見送ってしまった本はこちら。近くの書店に置いてあれば購入する勢いでしたが残念ながらおいてありませんでした。読みたいときに読みたい本が pdf や text で読める時代はあと何年かかるんだろうか。


投稿者 napier : 01:04 | トラックバック


Google halloween05

Google のトップページの画像がハロウィンになっています。いつものことながら遊び心は健在ですね。
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投稿者 napier : 00:56 | トラックバック


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