~ 東芝太陽光パネル 240W を 24 枚 (東10枚、西10枚、南4枚) 川崎で太陽光発電の日々 ~

年間予想発電量シミュレーション (2)

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施工業者さんから頂いたシミュレーションと東芝 web シミュレーションの違いを比べてみよう。東芝 web の方は南面だけの計算で行っているのでそこが一番の違いだ。

まずは業者さんから来た東芝のシミュレーション結果。(この設計ソフトって一般人は使えないのかな?) これが実質的な基準となる。以下 (A) シミュレーションとする。

toshiba_solar_simulation.png

次に東芝 web シミュレーション。こちらは南面で 20 枚のパネルとして試算。電気料金は 1~6 月までの平均値。見返してみるとこれはちょっと高いなぁ。。以下 (B) シミュレーションとする。

toshiba_web_simulation_01.png
toshiba_web_simulation_02.png
toshiba_web_simulation_03.png

一番の違いは、初夏の発電効率がいいときと冬の効率が落ちるときのピークの差だ。(A) は 5 月に 671.4kWh 11 月に356.5kWh であり、(B) は 5 月に 572kWh 11 月に 407kWh となっている。それぞれ約 100kWh と 50kWh の違いだ。(A) の方が振幅が大きく、(B) の方は振幅が小さい。これは、正しく東西南面のシミュレーションを行っている (A) と、南面だけでエミュレートした (B) の差だと思われる。

実際、東芝 web のシミュレーションで同条件において東面と南面を比べてみると、東面の方が南面に比べて振幅が激しくなる。冬場の発電効率が夏場の 1/2~2/3 くらいに落ちるのだ。よく見てみると (A) シミュレーションも、東西面は南面に比べて夏と冬の差が激しい。逆に言うと南面は夏と冬で安定している。

太陽光発電は南面の屋根に設置するのが適している、というのはこれらのシミュレーション結果からも読み取ることが出来る。

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太陽港ぽかぽか発電所 :: solar port plant @ kawasaki - 年間予想発電量シミュレーション (3) (2012年7月22日 22:23)

では南面と東面を比べてみよう。以下は東芝 web シミュレーション、南面と東面の結果だ。これをひとつのグラフでまとめてみると以下のようになる。夏に向けて ... 続きを読む

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太陽光発電システム

  • 東芝 5.76 kW
    (240Wパネル24枚)
    • 東面 2.4kW (10枚)
    • 西面 2.4kW (10枚)
    • 南面 0.96kW (4枚)
  • 東西面の発電効率は南面の約80%なので、南面換算で 4.8kW に相当
  • 2012.07.02 より発電開始

日間発電実績ベスト3

  1. 2013.05.07
      33.4 kWh
  2. 2013.05.17
      32.1 kWh
  3. 2013.05.24
      31.7 kWh

予測実績表

予測
(kWh)
初年
実績
(kWh)
今年
実績
(kWh)
1415.3441.7417.2
2431.8434.9382.4
3530.4571.8562.8
4567.9630.2653.9
5671.4744.2
6548.5543.6
7609.6606.4617.3
8642.8716.9663.7
9460.8525.1531.7
10409.9474.9365.4
11356.5357.9383.9
12366.7328.3362.3
6,0126,376

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このページは、Imariが2012年7月21日 12:28に書いたブログ記事です。

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